〜第二章〜 “夏”に透けるシャツ
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ーー二口sideーー
授業を受けていると、ふと目の前の席の◯◯が視界に入った。
暑いのかパタパタと下敷きで扇いでいる。
背中は汗でシャツが透けて、黒色の下着……インナー?が見える。
俺は無意識に◯◯の背中を指でスーッと上から下へなぞった。
◯◯はヒャッと言う声と共にびくついた。
何故かその姿に無性に興奮して、◯◯のやめてと言う声を無視して代わりに“スキ”と背中に書いた。
本当に好きなわけではない。微塵も全然これっぽっちも、全く。
なんとなく、そんなノリで。
だから“エロい”とか“ヘンタイ”って書いてもよかったけど、それは俺の謎のプライドが許さなかった。
授業後に書いた答えを問いただされたが、
「シャツ透けてるぞ」
なんて言って、答えを濁した。
慌てて背中を触る◯◯。
こいつ、気付いていなかったのかよ。
「キャミソール着てるから大丈夫だし」
「んだよ、紛らわしいことすんな」
なんて言ったけど、キャミソールくらい分かっているし。
俺にとっては背中に書いた文字の話題が反れれば何でもいい。
今思えば、好きって書いたなんてバレたら、まずいことになっていたかもしれない。
授業を受けていると、ふと目の前の席の◯◯が視界に入った。
暑いのかパタパタと下敷きで扇いでいる。
背中は汗でシャツが透けて、黒色の下着……インナー?が見える。
俺は無意識に◯◯の背中を指でスーッと上から下へなぞった。
◯◯はヒャッと言う声と共にびくついた。
何故かその姿に無性に興奮して、◯◯のやめてと言う声を無視して代わりに“スキ”と背中に書いた。
本当に好きなわけではない。微塵も全然これっぽっちも、全く。
なんとなく、そんなノリで。
だから“エロい”とか“ヘンタイ”って書いてもよかったけど、それは俺の謎のプライドが許さなかった。
授業後に書いた答えを問いただされたが、
「シャツ透けてるぞ」
なんて言って、答えを濁した。
慌てて背中を触る◯◯。
こいつ、気付いていなかったのかよ。
「キャミソール着てるから大丈夫だし」
「んだよ、紛らわしいことすんな」
なんて言ったけど、キャミソールくらい分かっているし。
俺にとっては背中に書いた文字の話題が反れれば何でもいい。
今思えば、好きって書いたなんてバレたら、まずいことになっていたかもしれない。