〜第三章〜 “秋”空に広がる星
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文化祭当日は普段より女性の人口が多くて新鮮な気持ちになった。
おそらく誰かしらの彼女が来ているのだろう。
初日はひらすらクラス宣伝の看板を持って校舎を練り歩く仕事。
歩きがてら他クラスの展示物のを見に行ったり、屋台でご飯を買ったり、出し物を見に行ったりと、仕事をしつつお祭りを堪能できて一石二鳥だった。
そう言えば、二口はどうしているだろうか。
自分から言い出したチラシ配りくらい真面目にやっていてほしいけど。
教室に戻ると何故か二口が受付をしていた。
「チラシ配りは?」
「終わった」
「なんで受付してるの?」
「客寄せだとよ」
どうやら本来の受付担当が二口のイケメンを利用したいがために無理やり交代したらしい。
「◯◯は?」
「一通り歩いてきたから戻ってきただけ」
なんとなく気まずい雰囲気。
もう一周回ってこようかと思っていたら、
「隣座れば?」
二席用意してある受付のうち、残りの一席の椅子を引いてくれた。
「じゃあ、せっかくだし」
私は看板を壁に立て掛けてから椅子に座った。
二口と何か話すわけでもなく、プラネタリウムの上映が終わるまで無言で過ごした。
おそらく誰かしらの彼女が来ているのだろう。
初日はひらすらクラス宣伝の看板を持って校舎を練り歩く仕事。
歩きがてら他クラスの展示物のを見に行ったり、屋台でご飯を買ったり、出し物を見に行ったりと、仕事をしつつお祭りを堪能できて一石二鳥だった。
そう言えば、二口はどうしているだろうか。
自分から言い出したチラシ配りくらい真面目にやっていてほしいけど。
教室に戻ると何故か二口が受付をしていた。
「チラシ配りは?」
「終わった」
「なんで受付してるの?」
「客寄せだとよ」
どうやら本来の受付担当が二口のイケメンを利用したいがために無理やり交代したらしい。
「◯◯は?」
「一通り歩いてきたから戻ってきただけ」
なんとなく気まずい雰囲気。
もう一周回ってこようかと思っていたら、
「隣座れば?」
二席用意してある受付のうち、残りの一席の椅子を引いてくれた。
「じゃあ、せっかくだし」
私は看板を壁に立て掛けてから椅子に座った。
二口と何か話すわけでもなく、プラネタリウムの上映が終わるまで無言で過ごした。