似た者同士
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ーーおまけ②ーー
目が覚め、隣を見ると規則正しい呼吸をしながら眠っている信介さんの姿が。
2人ともあのまま寝ちゃったのか。
だけど、自分の格好を見ると乱れていたはずの衣類が整っていた。
彼が直してくれたんだ。
やっぱりちゃんとしている。
次に股に違和感を覚えた。
何かドロっとしたものが出てくるような……。
そのとき初めて気が付いた。
「ゴムしてなかった……」
私は慌てて信介さんを揺すって起こした。
「信介さん!起きてください!……信介さん!」
「んっ……どないしたん」
彼は眠そうに目を擦りながらも直ぐに起きてくれた。
寝起きで申し訳ないけれど、こればかりはちゃんと言っておかないと駄目だから。
「あのね、ゴムしていなかったから……。その……出来ていたらどうしよう……」
勢いに任せてしまった私にも非があるけれど、信介さんはなんて言うだろうか。
ピルを貰いに行け?
俺には関係ない?
気の迷いだった?
恐る恐る反応を待つと、思ってもみなかった言葉が返ってきた。
「跡取りには困らんな」
跡取り……?
「え……それって……」
彼はにこりと笑った。
「俺の子産んでくれへんか?」
もし出来ていたら、信介さんとの子供を産んでもいいの?
私は目を見開いて彼を見た。
「いいの?」
「ええも何も、俺がお願いしてんのやけど」
一気に力が抜けた感じがした。
でも、私にはまだ1つだけ引っかかっていることがある。
「だって……だって、帰りに手を繋ごうとしたら避けられたから……。てっきり勢いかと思って」
「あーそれは……」
信介さんは気まずそうに頬を掻いた。
ほら、やっぱり勢いで言ったんだ。
そうだよね、子供なんて簡単に作っていいものじゃない。
だけど、返ってきたのは意外な答えだった。
「あんとき静電気起こったやろ?本当は俺も繋ごうと思ってん。せやけど、俺、静電気苦手やねん」
「静電気……」
思い返せば確かに起こった。
静電気が苦手な信介さん、可愛いかも。
そう思っていると、彼は話を続けた。
「それに……、さっきちゃんと好きやって言ったやろ?」
「こ、行為中の言葉は信じられないと言いますか……」
「せやったら、なんぼでも言 うたる。●●さん、俺は●●さんのことが好きや。やから俺と結婚を前提に付き合 うてくれへんか?」
真っ直ぐに私を捉えるその目は真剣そのものだった。
思わず涙ぐむ。
そんな風に言われたら答えは決まっている。
「……はいっ!」
私は溢れる涙をそのままに、笑顔で言った。
目が覚め、隣を見ると規則正しい呼吸をしながら眠っている信介さんの姿が。
2人ともあのまま寝ちゃったのか。
だけど、自分の格好を見ると乱れていたはずの衣類が整っていた。
彼が直してくれたんだ。
やっぱりちゃんとしている。
次に股に違和感を覚えた。
何かドロっとしたものが出てくるような……。
そのとき初めて気が付いた。
「ゴムしてなかった……」
私は慌てて信介さんを揺すって起こした。
「信介さん!起きてください!……信介さん!」
「んっ……どないしたん」
彼は眠そうに目を擦りながらも直ぐに起きてくれた。
寝起きで申し訳ないけれど、こればかりはちゃんと言っておかないと駄目だから。
「あのね、ゴムしていなかったから……。その……出来ていたらどうしよう……」
勢いに任せてしまった私にも非があるけれど、信介さんはなんて言うだろうか。
ピルを貰いに行け?
俺には関係ない?
気の迷いだった?
恐る恐る反応を待つと、思ってもみなかった言葉が返ってきた。
「跡取りには困らんな」
跡取り……?
「え……それって……」
彼はにこりと笑った。
「俺の子産んでくれへんか?」
もし出来ていたら、信介さんとの子供を産んでもいいの?
私は目を見開いて彼を見た。
「いいの?」
「ええも何も、俺がお願いしてんのやけど」
一気に力が抜けた感じがした。
でも、私にはまだ1つだけ引っかかっていることがある。
「だって……だって、帰りに手を繋ごうとしたら避けられたから……。てっきり勢いかと思って」
「あーそれは……」
信介さんは気まずそうに頬を掻いた。
ほら、やっぱり勢いで言ったんだ。
そうだよね、子供なんて簡単に作っていいものじゃない。
だけど、返ってきたのは意外な答えだった。
「あんとき静電気起こったやろ?本当は俺も繋ごうと思ってん。せやけど、俺、静電気苦手やねん」
「静電気……」
思い返せば確かに起こった。
静電気が苦手な信介さん、可愛いかも。
そう思っていると、彼は話を続けた。
「それに……、さっきちゃんと好きやって言ったやろ?」
「こ、行為中の言葉は信じられないと言いますか……」
「せやったら、なんぼでも
真っ直ぐに私を捉えるその目は真剣そのものだった。
思わず涙ぐむ。
そんな風に言われたら答えは決まっている。
「……はいっ!」
私は溢れる涙をそのままに、笑顔で言った。
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