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ーーおまけ(赤葦side)ーー
「なあ、あかーし」
「なんですか木兎さん」
「今度合コンに行くことになったんだけどさ、どうすればいいと思う?」
部活の休憩中に何を聞いてくるかと思えば。
てっきり木兎さんは以前コンビニで会ったあの先輩のことが好きなんだと思っていたのに、違うのか。
でも、ここで失敗して近々行われる大会に支障をきたされては面倒だ。
木兎さんはバカだけど、背は高いし運動神経もいい、性格だって明るい。
合コンで木兎さんのことを好きになる女性がいてもおかしくはない。
そんなことになったら思い人の先輩との関係が拗れてしまう可能性がある。
慎重に助言をしないと。
(思考時間、わずか0.5秒)
「木兎さん、もし気になる人がいるのであれば、その人に勘違いされないように、思いをはっきりと伝えた方がいいと思います」
「なるほどな、さすがあかーし!」
これでいい方向に転んでくれればいいけど。
「ところで、誰が木兎さんを合コンに誘ったんですか?」
「ん?◯◯だよ。あかーしもこの間会った」
木兎さん、それって脈なしなんじゃ…。
ーーーー
後日、木兎から結果を聞かされた赤葦は驚きが隠せなかったが、そのお陰か試合は絶好調。
心の中で◯◯先輩に感謝した赤葦であった。
「なあ、あかーし」
「なんですか木兎さん」
「今度合コンに行くことになったんだけどさ、どうすればいいと思う?」
部活の休憩中に何を聞いてくるかと思えば。
てっきり木兎さんは以前コンビニで会ったあの先輩のことが好きなんだと思っていたのに、違うのか。
でも、ここで失敗して近々行われる大会に支障をきたされては面倒だ。
木兎さんはバカだけど、背は高いし運動神経もいい、性格だって明るい。
合コンで木兎さんのことを好きになる女性がいてもおかしくはない。
そんなことになったら思い人の先輩との関係が拗れてしまう可能性がある。
慎重に助言をしないと。
(思考時間、わずか0.5秒)
「木兎さん、もし気になる人がいるのであれば、その人に勘違いされないように、思いをはっきりと伝えた方がいいと思います」
「なるほどな、さすがあかーし!」
これでいい方向に転んでくれればいいけど。
「ところで、誰が木兎さんを合コンに誘ったんですか?」
「ん?◯◯だよ。あかーしもこの間会った」
木兎さん、それって脈なしなんじゃ…。
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後日、木兎から結果を聞かされた赤葦は驚きが隠せなかったが、そのお陰か試合は絶好調。
心の中で◯◯先輩に感謝した赤葦であった。
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