鏡よ鏡よ鏡さん
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ーー赤葦sideーー
「なあ、あかーし!聞いてくれよ!」
「なんですか?木兎さん」
部活を始める準備中、コートのネット張りをしている時のこと。
木兎さんは嬉しそうに話しかけてきた。
大方◯◯先輩のことだろう。
「今日、◯◯の腕にたくさんの痣があってな!」
「痣……?」
予想は当たっていたけれど、なんだか雲行きが怪しい内容。
それなのに、何故こうも木兎さんは楽しそうに話すのだろうか。
「そうそう!知らない間にぶつけたみたいで、◯◯にもドジな一面があるんだなーってギャップを感じたんだよ!」
木兎さんならまだしも、あの大人しそうな先輩が同じ箇所に複数の痣……。
「木兎さん、それ、本当にただぶつけただけなんですかね?」
「んあ?どういう意味だよ」
「例えばですが、誰かに暴力を振るわれた、とか」
「そんな訳ないだろー!◯◯は恨みを買うやつじゃねぇって」
そこは俺も思った。
だけども、その相手が、
「彼氏だった場合も同じことが言えますか?」
「え……◯◯って彼氏いんのか?俺、あまり周りのこと見てないから知らないや」
呆れた。
「もし彼氏がいたら、木兎さん嫉妬の対象にされますよ」
「それはマズいな!明日聞いてみるよ!」
「ええ、そうしてください。さて、ネットも張り終わったんで、そろそろ練習始めましょうか」
「おう!」
その後の木兎さんはいつもよりミスが目立った。
ときたま何かブツブツ呟いており、耳を澄ませると、
「◯◯に彼氏……」
と。
相当彼女のことが気になる様子。
余計なことを言ってしまったのではないかと後悔した。
早く疑問を解消して、絶好調の木兎さんの姿を見せてくださいよ。
「なあ、あかーし!聞いてくれよ!」
「なんですか?木兎さん」
部活を始める準備中、コートのネット張りをしている時のこと。
木兎さんは嬉しそうに話しかけてきた。
大方◯◯先輩のことだろう。
「今日、◯◯の腕にたくさんの痣があってな!」
「痣……?」
予想は当たっていたけれど、なんだか雲行きが怪しい内容。
それなのに、何故こうも木兎さんは楽しそうに話すのだろうか。
「そうそう!知らない間にぶつけたみたいで、◯◯にもドジな一面があるんだなーってギャップを感じたんだよ!」
木兎さんならまだしも、あの大人しそうな先輩が同じ箇所に複数の痣……。
「木兎さん、それ、本当にただぶつけただけなんですかね?」
「んあ?どういう意味だよ」
「例えばですが、誰かに暴力を振るわれた、とか」
「そんな訳ないだろー!◯◯は恨みを買うやつじゃねぇって」
そこは俺も思った。
だけども、その相手が、
「彼氏だった場合も同じことが言えますか?」
「え……◯◯って彼氏いんのか?俺、あまり周りのこと見てないから知らないや」
呆れた。
「もし彼氏がいたら、木兎さん嫉妬の対象にされますよ」
「それはマズいな!明日聞いてみるよ!」
「ええ、そうしてください。さて、ネットも張り終わったんで、そろそろ練習始めましょうか」
「おう!」
その後の木兎さんはいつもよりミスが目立った。
ときたま何かブツブツ呟いており、耳を澄ませると、
「◯◯に彼氏……」
と。
相当彼女のことが気になる様子。
余計なことを言ってしまったのではないかと後悔した。
早く疑問を解消して、絶好調の木兎さんの姿を見せてくださいよ。