おしるこより甘いキス
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講義が終わり、バレーボールサークルを覗きに行く。
今日も今日とて岩泉先輩の格好良い姿を拝むために。
いつ見ても惚れ惚れしてしまうスパイク、チラッと見える腹筋、キラキラと輝いているように見える汗。
他の部員が霞んで見える。
だけど今日の岩泉先輩は不調なのか、いつもより荒れて見えた。
もしかして糖分が足りていない?
私の好きなドリンクでも差し入れしようかな。
休憩に入ったタイミングで私は岩泉先輩に話しかけた。
「岩泉先輩、お疲れ様です」
「なんだ◯◯か。毎日飽きずによく来るな」
バレーボールではなく岩泉先輩を見てるので飽きません。
そう思ったけど、先輩の好きなバレーボールを貶しているようで言わなかった。
「今日は岩泉先輩に差し入れです!」
私の好きなドリンク、おしるこ。
じゃじゃーんとセルフ効果音を付けて渡そうとしたのに、何故か受け取ってくれない。
「あのなー、誰が運動中におしるこ飲むかよ。嫌がらせか」
「え、そんなつもりは……」
私の好きな物を知ってもらいたかったのに、タイミングが悪かったのかな。
確かに一般的に冬のイメージだけど、冷たいおしるこも美味しいのに。
しゅんとしていると、
「はぁー。お前、一週間俺に話しかけるの禁止な」
「えっ!そんなあ~」
大きなため息を吐かれたと思ったら、まさかの禁止令。
その言葉は私の心にトドメを指すには充分だった。
今日は一段といろんな人からため息を吐かれる日だ。
ため息を吐くと幸せが逃げちゃうのに。
今日も今日とて岩泉先輩の格好良い姿を拝むために。
いつ見ても惚れ惚れしてしまうスパイク、チラッと見える腹筋、キラキラと輝いているように見える汗。
他の部員が霞んで見える。
だけど今日の岩泉先輩は不調なのか、いつもより荒れて見えた。
もしかして糖分が足りていない?
私の好きなドリンクでも差し入れしようかな。
休憩に入ったタイミングで私は岩泉先輩に話しかけた。
「岩泉先輩、お疲れ様です」
「なんだ◯◯か。毎日飽きずによく来るな」
バレーボールではなく岩泉先輩を見てるので飽きません。
そう思ったけど、先輩の好きなバレーボールを貶しているようで言わなかった。
「今日は岩泉先輩に差し入れです!」
私の好きなドリンク、おしるこ。
じゃじゃーんとセルフ効果音を付けて渡そうとしたのに、何故か受け取ってくれない。
「あのなー、誰が運動中におしるこ飲むかよ。嫌がらせか」
「え、そんなつもりは……」
私の好きな物を知ってもらいたかったのに、タイミングが悪かったのかな。
確かに一般的に冬のイメージだけど、冷たいおしるこも美味しいのに。
しゅんとしていると、
「はぁー。お前、一週間俺に話しかけるの禁止な」
「えっ!そんなあ~」
大きなため息を吐かれたと思ったら、まさかの禁止令。
その言葉は私の心にトドメを指すには充分だった。
今日は一段といろんな人からため息を吐かれる日だ。
ため息を吐くと幸せが逃げちゃうのに。