〜第一章〜 友達と呼びたくない
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あの飛び入り参加実況から数日後。
私は心を躍らせていた。
なぜなら、待ちに待ったゾンビハザード9のゲームが発売されたから。
夏休みを謳歌するように、私は1人、自室にこもってこの新作ゲームに没頭していた。
協力プレイ対応だけれど、どうせ研磨とはできない。
だから、最初からソロプレイを楽しんだ。
初代に比べ、グラフィックは段違いに進化していた。
細部まで作り込まれた廃墟の質感、まるで本物のように不気味に蠢くゾンビの動き。
操作性も格段に向上し、キャラクターは意のままにぬるぬると動く。
個人的には、初代のざらついた画質やもっさりとした操作性が、かえって得体の知れない恐怖を煽るようで嫌いではなかったけれど、これもまた違った臨場感があって悪くない。
ボリューム満点なはずのゲームを、私はたった1日でクリアしてしまった。
ナイフ縛りでのクリアとまではいかないけれど、せっかくだからトロフィーコンプリートでも目指そうかな。
2周目を始める準備をしていた、その時、研磨から着信があった。
スピーカーに切り替え、ゲーム画面をしながら電話に出た。
「はいはい、どうしたー?」
すると、少し不機嫌そうな声が聞こえてきた。
“視聴者にプレゼントされた”
声のトーン的に、あまり嬉しそうな響きはない。
だけど、プレゼントにさほども興味のない私は、
「よかったじゃん」
と適当に返す。
だけど、研磨は気にせず話を続けた。
“一緒にやらない?”
「いいけど、何を?」
“ゾンビ9”
「え……」
私は思わず、自分の耳を疑った。
どうやら初代をナイフ縛りでクリアしたプレイ動画を見た視聴者が、研磨に例の友達と協力プレイをやってくれ、とリクエストと一緒にゾンビハザード9の購入費をスーパーチャットで送ったようだ。
しかもライブ配信中の出来事で、かなり盛り上がってしまったらしく断るに断れなかったらしい。
僕は思わず固唾を飲んで、目の前の画面を見つめた。
画面に映し出されているバイオハザード9のゲーム。
これを研磨と協力プレイ……。
私は嬉しさのあまり、小さくガッツポーズをした。
そして、心の中で視聴者たちに最大級のグッジョブを送った。
「もちろんだよ!やろう!」
私は勢いよく、研磨との日程調整に取り掛かった。
私は心を躍らせていた。
なぜなら、待ちに待ったゾンビハザード9のゲームが発売されたから。
夏休みを謳歌するように、私は1人、自室にこもってこの新作ゲームに没頭していた。
協力プレイ対応だけれど、どうせ研磨とはできない。
だから、最初からソロプレイを楽しんだ。
初代に比べ、グラフィックは段違いに進化していた。
細部まで作り込まれた廃墟の質感、まるで本物のように不気味に蠢くゾンビの動き。
操作性も格段に向上し、キャラクターは意のままにぬるぬると動く。
個人的には、初代のざらついた画質やもっさりとした操作性が、かえって得体の知れない恐怖を煽るようで嫌いではなかったけれど、これもまた違った臨場感があって悪くない。
ボリューム満点なはずのゲームを、私はたった1日でクリアしてしまった。
ナイフ縛りでのクリアとまではいかないけれど、せっかくだからトロフィーコンプリートでも目指そうかな。
2周目を始める準備をしていた、その時、研磨から着信があった。
スピーカーに切り替え、ゲーム画面をしながら電話に出た。
「はいはい、どうしたー?」
すると、少し不機嫌そうな声が聞こえてきた。
“視聴者にプレゼントされた”
声のトーン的に、あまり嬉しそうな響きはない。
だけど、プレゼントにさほども興味のない私は、
「よかったじゃん」
と適当に返す。
だけど、研磨は気にせず話を続けた。
“一緒にやらない?”
「いいけど、何を?」
“ゾンビ9”
「え……」
私は思わず、自分の耳を疑った。
どうやら初代をナイフ縛りでクリアしたプレイ動画を見た視聴者が、研磨に例の友達と協力プレイをやってくれ、とリクエストと一緒にゾンビハザード9の購入費をスーパーチャットで送ったようだ。
しかもライブ配信中の出来事で、かなり盛り上がってしまったらしく断るに断れなかったらしい。
僕は思わず固唾を飲んで、目の前の画面を見つめた。
画面に映し出されているバイオハザード9のゲーム。
これを研磨と協力プレイ……。
私は嬉しさのあまり、小さくガッツポーズをした。
そして、心の中で視聴者たちに最大級のグッジョブを送った。
「もちろんだよ!やろう!」
私は勢いよく、研磨との日程調整に取り掛かった。
