夢が叶うまで
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「夏休みだ!ケーキ屋巡りに行くぞ~」
「おー!」
待ちに待った夏休み。
今日は覚君と市内のケーキ屋を巡る予定。
お腹とお金が許す限り食べるぞ!
「一番のオススメはどれですか」
お店イチオシ商品と各々が気になった商品の計3点を各お店で食べる。
「写真摂るからまだ食べないでよ」
覚君はデザインの勉強に、と片っ端から写真を撮ってメモでケーキの構造を書き込んでいた。
そのメモ気付かされた。
分かりにくいけどこのケーキは層が9つある。
「9……だからノインって名前なんだね」
ドイツ語で9を意味する言葉。
おしゃれなお店は商品の名前もおしゃれ。
次に手を付けたのはいちごショートケーキ。
「さっきのお店はガトーフレーズって名前だったけど、このお店は素直だよね」
「いちごショート1つにしても個性があっていいね」
「そうだね」
スクエアだったり、丸型、ホールをカットした三角。
層の数、使われているクリーム、いちごの種類。
同じものは一つもない。
「ご馳走さまでした。ほら、次のお店に行くよ」
こうして半日で5つのお店を巡った。
シェアしていたとは言え、2人で15個は中々きつい。
「腹ごなしに運動でもする?」
「いいね!」
私たちは様々なスポーツができるレジャー施設へと向かった。
「何からする?」
「バレーやろうヨ」
バレーって2人でするものじゃないでしょ、と思ったけど、そう言えば覚君はバレー経験者。
「優しく教えてよね」
「任せて~」
って言ったくせに、思いっきりボールを打ってきた。
「話が違うじゃない!」
「え~これでも優しく打ったんだけどな~」
なんて飄々としている覚君。
絶対に部活の後輩にウザがられていたに決まっている。
レジャー施設を出る頃にはすっかり赤くなった腕。
「あー楽しかった」
「腕が痛いんだけど」
「なんでだろ~」
分かっているくせにとぼけちゃって。
だけど、そんなことを言いつつも今日1日本当に楽しかった。
ケーキ屋巡りをして、シェアまでしちゃって、終いには一緒にスポーツ。まるでデートみたいだと思った。
こんな日がずっと続けばいいのに。
「おー!」
待ちに待った夏休み。
今日は覚君と市内のケーキ屋を巡る予定。
お腹とお金が許す限り食べるぞ!
「一番のオススメはどれですか」
お店イチオシ商品と各々が気になった商品の計3点を各お店で食べる。
「写真摂るからまだ食べないでよ」
覚君はデザインの勉強に、と片っ端から写真を撮ってメモでケーキの構造を書き込んでいた。
そのメモ気付かされた。
分かりにくいけどこのケーキは層が9つある。
「9……だからノインって名前なんだね」
ドイツ語で9を意味する言葉。
おしゃれなお店は商品の名前もおしゃれ。
次に手を付けたのはいちごショートケーキ。
「さっきのお店はガトーフレーズって名前だったけど、このお店は素直だよね」
「いちごショート1つにしても個性があっていいね」
「そうだね」
スクエアだったり、丸型、ホールをカットした三角。
層の数、使われているクリーム、いちごの種類。
同じものは一つもない。
「ご馳走さまでした。ほら、次のお店に行くよ」
こうして半日で5つのお店を巡った。
シェアしていたとは言え、2人で15個は中々きつい。
「腹ごなしに運動でもする?」
「いいね!」
私たちは様々なスポーツができるレジャー施設へと向かった。
「何からする?」
「バレーやろうヨ」
バレーって2人でするものじゃないでしょ、と思ったけど、そう言えば覚君はバレー経験者。
「優しく教えてよね」
「任せて~」
って言ったくせに、思いっきりボールを打ってきた。
「話が違うじゃない!」
「え~これでも優しく打ったんだけどな~」
なんて飄々としている覚君。
絶対に部活の後輩にウザがられていたに決まっている。
レジャー施設を出る頃にはすっかり赤くなった腕。
「あー楽しかった」
「腕が痛いんだけど」
「なんでだろ~」
分かっているくせにとぼけちゃって。
だけど、そんなことを言いつつも今日1日本当に楽しかった。
ケーキ屋巡りをして、シェアまでしちゃって、終いには一緒にスポーツ。まるでデートみたいだと思った。
こんな日がずっと続けばいいのに。