〜第二章〜 ただの変わり者好きな女の子
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7月に入り、すっかり夏らしい季節になった。
だけど夜のこの時間帯は昼間に比べて比較的涼しい。
期末テストに向けて勉強をしていたが、甘い物が食べたくなってきた。
休憩がてらコンビニへアイスでも買いに行こうかな。
そのことをなんとなく京谷君に連絡したら俺も行く、と言うので、お互いの家の中間地点で待ち合わせをするとこになった。
財布とスマホを持って、最後に鏡でチェックをする。
あ、そう言えば部屋着だった。
このままでもいいかな。
待ち合わせ場所に着くと、既に京谷君が待っていた。
「行くか」
「うん」
Tシャツにハーフパンツ。京谷君も部屋着のようだった。
張り切った格好に着替えなくてよかった。
そもそも別にコンビニなんだら張り切る必要なんてない。
「京谷君の学校ももうすぐ期末?」
「あー……多分?」
「多分って。ちゃんと勉強した方がいいよ」
んー、なんて絶対にやらないと分かるような空返事をする京谷君。
「なあ、◯◯。夏休み入ったらどこか遠出しないか?」
京谷君からの思いがけないお誘い。
一瞬幻聴かと思った。
「いいよ」
もちろん、断る理由もなく二つ返事をする。
コンビニに着くまでの間、どこに行くかの話で会話が弾んだ。
機械音と共にコンビニへ入ると、店内は涼しかった。
じんわりと浮かんでいた額の汗が引っ込む。
「京谷君は何買うの?ハミチキ?」
今日はローンソではなくハミマ。
「俺は買わない」
え、じゃあなんで一緒に行くなんて言ったのよ。
店内が涼しいせいで身体が冷えてきた。
当初の目的だったアイスを買うのを躊躇う。
あ、そうだ、
「それならパキッて半分個できるアイス一緒に食べようよ」
「え、ああ」
私は会計を済ませ、外で待っていると言って出ていった京谷君にアイスを半分に分けて片方を渡した。
「サンキュー」
最初は買わないって言っておきながら、どことなく嬉しそうな京谷君。
なんだ、食べたかったんじゃん。
店内と比べて外は暑くて、やっぱりアイスを買って正解だった。
夏の火照った身体に染み渡る。
まもなく期末テストが始まる。
だけど夜のこの時間帯は昼間に比べて比較的涼しい。
期末テストに向けて勉強をしていたが、甘い物が食べたくなってきた。
休憩がてらコンビニへアイスでも買いに行こうかな。
そのことをなんとなく京谷君に連絡したら俺も行く、と言うので、お互いの家の中間地点で待ち合わせをするとこになった。
財布とスマホを持って、最後に鏡でチェックをする。
あ、そう言えば部屋着だった。
このままでもいいかな。
待ち合わせ場所に着くと、既に京谷君が待っていた。
「行くか」
「うん」
Tシャツにハーフパンツ。京谷君も部屋着のようだった。
張り切った格好に着替えなくてよかった。
そもそも別にコンビニなんだら張り切る必要なんてない。
「京谷君の学校ももうすぐ期末?」
「あー……多分?」
「多分って。ちゃんと勉強した方がいいよ」
んー、なんて絶対にやらないと分かるような空返事をする京谷君。
「なあ、◯◯。夏休み入ったらどこか遠出しないか?」
京谷君からの思いがけないお誘い。
一瞬幻聴かと思った。
「いいよ」
もちろん、断る理由もなく二つ返事をする。
コンビニに着くまでの間、どこに行くかの話で会話が弾んだ。
機械音と共にコンビニへ入ると、店内は涼しかった。
じんわりと浮かんでいた額の汗が引っ込む。
「京谷君は何買うの?ハミチキ?」
今日はローンソではなくハミマ。
「俺は買わない」
え、じゃあなんで一緒に行くなんて言ったのよ。
店内が涼しいせいで身体が冷えてきた。
当初の目的だったアイスを買うのを躊躇う。
あ、そうだ、
「それならパキッて半分個できるアイス一緒に食べようよ」
「え、ああ」
私は会計を済ませ、外で待っていると言って出ていった京谷君にアイスを半分に分けて片方を渡した。
「サンキュー」
最初は買わないって言っておきながら、どことなく嬉しそうな京谷君。
なんだ、食べたかったんじゃん。
店内と比べて外は暑くて、やっぱりアイスを買って正解だった。
夏の火照った身体に染み渡る。
まもなく期末テストが始まる。