〜第二章〜 ただの変わり者好きな女の子
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映画館の座席に身を落ち着かせると、館内はゆっくりと暗闇に包まれた。
お決まりの注意事項や、これから上映される様々な映画の予告が次々とスクリーンに映し出される。
本当ならナナコと観ているはずだった映画。
それなのに、隣に座っている京谷君の存在が、なんだかくすぐったくて仕方ない。
観る映画は、昔やっていたバレーアニメのリメイク版。
ナナコと恋愛ものと迷ったけれど、これにして正解だった。
だって、京谷君と恋愛映画を観るなんて、似合わなさすぎて想像するだけで笑いがこみ上げてくる。
横目でこっそり京谷君を覗き見ると、彼は思った以上に真剣な眼差しでスクリーンを眺めていた。
退屈そうにしていなくて、よかった。
……。
…………。
映画が終わり、なんとなく流れで近くのカフェに入った。
「私、バレーって授業でしかやったことないけど、手に汗握っちゃったよ。そういえば京谷君はバレー部だったよね?高校でも続けてるの?」
「………まぁ、そこそこ」
彼は言いづらそうに、手元の飲み物を一口含んだ。
「あ、そうなんだ」
学校のジャージを着ていたから、てっきり続けているものだとばかり思っていた。
でも、思い返せば、これから部活があるなら映画を観に来れるはずがないし、部活後にしては時間が早すぎる。
何かあったのだろうか。
気になるけれど、この様子では聞いてもきっと答えてくれないだろう。
だから、話題を変えることにした。
「そういえば、その髪型、似合ってるね」
元々坊主だったけれど、髪を染めただけで厳つさが増し、それが彼の顔立ちによく似合っている。
「そうか?お前、変なやつだな」
そう言いながらも、京谷君は少し嬉しそうだ。
「ねぇ、ここで会ったのも何かの縁だし、連絡先交換しようよ」
「やっぱり変なやつ」
呆れたようにそう言いながらも、彼はスマホを取り出した。
これがきっかけで、私たちは連絡を取り合うようになった。
そう言えば、ほとんど関わらなかったはずの中学時代にも、1度だけ変なやつって言われたことがあったような気がした。
お決まりの注意事項や、これから上映される様々な映画の予告が次々とスクリーンに映し出される。
本当ならナナコと観ているはずだった映画。
それなのに、隣に座っている京谷君の存在が、なんだかくすぐったくて仕方ない。
観る映画は、昔やっていたバレーアニメのリメイク版。
ナナコと恋愛ものと迷ったけれど、これにして正解だった。
だって、京谷君と恋愛映画を観るなんて、似合わなさすぎて想像するだけで笑いがこみ上げてくる。
横目でこっそり京谷君を覗き見ると、彼は思った以上に真剣な眼差しでスクリーンを眺めていた。
退屈そうにしていなくて、よかった。
……。
…………。
映画が終わり、なんとなく流れで近くのカフェに入った。
「私、バレーって授業でしかやったことないけど、手に汗握っちゃったよ。そういえば京谷君はバレー部だったよね?高校でも続けてるの?」
「………まぁ、そこそこ」
彼は言いづらそうに、手元の飲み物を一口含んだ。
「あ、そうなんだ」
学校のジャージを着ていたから、てっきり続けているものだとばかり思っていた。
でも、思い返せば、これから部活があるなら映画を観に来れるはずがないし、部活後にしては時間が早すぎる。
何かあったのだろうか。
気になるけれど、この様子では聞いてもきっと答えてくれないだろう。
だから、話題を変えることにした。
「そういえば、その髪型、似合ってるね」
元々坊主だったけれど、髪を染めただけで厳つさが増し、それが彼の顔立ちによく似合っている。
「そうか?お前、変なやつだな」
そう言いながらも、京谷君は少し嬉しそうだ。
「ねぇ、ここで会ったのも何かの縁だし、連絡先交換しようよ」
「やっぱり変なやつ」
呆れたようにそう言いながらも、彼はスマホを取り出した。
これがきっかけで、私たちは連絡を取り合うようになった。
そう言えば、ほとんど関わらなかったはずの中学時代にも、1度だけ変なやつって言われたことがあったような気がした。
