〜第一章〜 笑いと食と恋愛と
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倒れた日を境に福永さんは度々ご飯を作りに来てくれるようになった。
バイトや芸人の仕事が忙しいはずなのに。
せめて材料費を渡したいのに、作る際に光熱費がかかっているから、と受け取ってもらえない。
「今日もご飯美味しかった、ありがとうございます」
福永さんは返事の代わりに満足げに笑った。
ご飯を食べるようになり、頭の回転が早くなったお陰か仕事の効率がよくなり、残業が減った。
今までは帰宅後ベッドに倒れ込んでいたのが、食事をして二人でまったりテレビを見る余裕までできた。
一人用のソファに二人で座る。
横並びで座るほど広くはないので、福永さんの股の間にちょこんと私が。
「帰る」
テレビを見終わった福永さんが立ち上がった。
どんなに遅い時間になっても泊まることは決してなかった。
きっと早朝からバイトがあるから、部屋が狭くて寝るスペースがないから、そもそも付き合っていないし。
そんな理由を浮かべた。
そろそろ部屋の更新だ。
福永さんは実家暮らしなのかな?それとも一人暮らし?
口数の少ない福永さんとは曖昧な関係のまま。
ーーーー
「◯◯さん、最近日焼けました?」
原田君は何故か残念そう言うが、日焼けをしたと言うよりかはご飯を食べるようになって顔色が良くなった。
私にとっては良いことだ。
今日なんて福永さんがお弁当を作ってくれた。
シフトが昼からだったから迷惑じゃなければ、と。
空いた時間はネタを考えたりしたいはずなのに、私のためのお弁当。
そんなの嬉しいに決まっている。
棚橋さんと森下さんが私を合コンに呼んだ理由はともあれ、福永さんに出会わせてくれて感謝。
「お弁当なんて珍しいですね、料理できたんですか」
「ふふっ」
見たとおり料理なんてできませんけど。
だけど、福永さんのお弁当をとくと見よ。
自分で作ったわけじゃないのに、何故か自慢したくなった。
バイトや芸人の仕事が忙しいはずなのに。
せめて材料費を渡したいのに、作る際に光熱費がかかっているから、と受け取ってもらえない。
「今日もご飯美味しかった、ありがとうございます」
福永さんは返事の代わりに満足げに笑った。
ご飯を食べるようになり、頭の回転が早くなったお陰か仕事の効率がよくなり、残業が減った。
今までは帰宅後ベッドに倒れ込んでいたのが、食事をして二人でまったりテレビを見る余裕までできた。
一人用のソファに二人で座る。
横並びで座るほど広くはないので、福永さんの股の間にちょこんと私が。
「帰る」
テレビを見終わった福永さんが立ち上がった。
どんなに遅い時間になっても泊まることは決してなかった。
きっと早朝からバイトがあるから、部屋が狭くて寝るスペースがないから、そもそも付き合っていないし。
そんな理由を浮かべた。
そろそろ部屋の更新だ。
福永さんは実家暮らしなのかな?それとも一人暮らし?
口数の少ない福永さんとは曖昧な関係のまま。
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「◯◯さん、最近日焼けました?」
原田君は何故か残念そう言うが、日焼けをしたと言うよりかはご飯を食べるようになって顔色が良くなった。
私にとっては良いことだ。
今日なんて福永さんがお弁当を作ってくれた。
シフトが昼からだったから迷惑じゃなければ、と。
空いた時間はネタを考えたりしたいはずなのに、私のためのお弁当。
そんなの嬉しいに決まっている。
棚橋さんと森下さんが私を合コンに呼んだ理由はともあれ、福永さんに出会わせてくれて感謝。
「お弁当なんて珍しいですね、料理できたんですか」
「ふふっ」
見たとおり料理なんてできませんけど。
だけど、福永さんのお弁当をとくと見よ。
自分で作ったわけじゃないのに、何故か自慢したくなった。