結局どんなキミも好き
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「ホームルームの時間使っていいから、体育祭の参加競技を決めてくれ。ただし、全員参加種目以外に絶対にもう1つは出ること」
担任の先生がそう言うと、残り時間は体育委員に引き継がれた。
黒板に体育祭の種目を書き上げる。
障害物リレーや大玉転がし、パン食い競争……。
「では、種目を読み上げるので出たい種目のところで挙手して下さい」
女子の必須種目は綱引き。
それ以外にも出るとなれば何がいいか。
確か先日行われた体力テストの結果を見たことろ、50m走の記録は上位に食い込んでいたはず。
このまま行けば対抗リレーに出ることになるから、他の種目は積極的に参加しなくてもいいかな。
そんなこのを考えていると、
「なあ、●●ちゃん!俺と二人三脚出ない?」
「えっ……?!」
まさかの黒尾君からのお誘い。
嬉しい!……嬉しいけど、
「私と黒尾君だと身長差ありすぎでしょ」
二人三脚って背丈が近い人同士でペアを組むのがセオリーだと思うのだけれど。
そもそも180cm越えの人がわざわざ自由参加種目の二人三脚に出るメリットがどこにあるのか。
玉入れの方がよっぽど活躍できる。
それなのに、
「大丈夫、大丈夫!ほら●●ちゃんって運動神経良いでしょ?だから、上手くいくと思うんだよね。俺の勘がそう言っている」
そんな根拠のない自信がどこから来るのやら。
だけど、
「そこまで言うなら……やってみようかな」
「そうこなくちゃ!はいはーい、俺と●●ちゃん、二人三脚に出まーす!」
挙手をして体育委員にアピールをする黒尾君。
恥ずかしいからあまり大きな声を出さないでほしい。
こうしてトントン拍子に決まっていき、私は当初予想していた綱引きと対抗リレーに加え、黒尾君と男女混合二人三脚に出ることになった。
担任の先生がそう言うと、残り時間は体育委員に引き継がれた。
黒板に体育祭の種目を書き上げる。
障害物リレーや大玉転がし、パン食い競争……。
「では、種目を読み上げるので出たい種目のところで挙手して下さい」
女子の必須種目は綱引き。
それ以外にも出るとなれば何がいいか。
確か先日行われた体力テストの結果を見たことろ、50m走の記録は上位に食い込んでいたはず。
このまま行けば対抗リレーに出ることになるから、他の種目は積極的に参加しなくてもいいかな。
そんなこのを考えていると、
「なあ、●●ちゃん!俺と二人三脚出ない?」
「えっ……?!」
まさかの黒尾君からのお誘い。
嬉しい!……嬉しいけど、
「私と黒尾君だと身長差ありすぎでしょ」
二人三脚って背丈が近い人同士でペアを組むのがセオリーだと思うのだけれど。
そもそも180cm越えの人がわざわざ自由参加種目の二人三脚に出るメリットがどこにあるのか。
玉入れの方がよっぽど活躍できる。
それなのに、
「大丈夫、大丈夫!ほら●●ちゃんって運動神経良いでしょ?だから、上手くいくと思うんだよね。俺の勘がそう言っている」
そんな根拠のない自信がどこから来るのやら。
だけど、
「そこまで言うなら……やってみようかな」
「そうこなくちゃ!はいはーい、俺と●●ちゃん、二人三脚に出まーす!」
挙手をして体育委員にアピールをする黒尾君。
恥ずかしいからあまり大きな声を出さないでほしい。
こうしてトントン拍子に決まっていき、私は当初予想していた綱引きと対抗リレーに加え、黒尾君と男女混合二人三脚に出ることになった。