マグロの呪い
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
二人で息を整えながらベッドへと寝転がる。
「そう言えば本当のところはどうなんだ?」
「本当のところ?」
余韻も何もないピロートーク。
一体何のことだろう。
「急に関係をやめるってやつ」
「あ………えーっと、昨日鉄朗が美人な人と腕を組んで飲食店から出てくるのを見まして…」
「やっぱりな。あの人は取引先の娘さん。他にも男性社員とかいたはずだけど」
「…………」
そこまで気が回っていなくて見ていなかった。
鉄朗と目が合わせられず、背を向けた。
「ま、結果的に●●と付き合えたから、面倒な会食もたまには役に立ったな」
そう言って鉄朗は笑いながら私の頭をポンポンと撫でてくれた。
その大きくて温かい手がとても心地よい。
もう鉄朗のことが好きだとか格好良いと言うレベルではなく、ただただ愛おしく思った。
私にかかったマグロの呪いはいつのまにか解けていた。
ーーFinーー
「そう言えば本当のところはどうなんだ?」
「本当のところ?」
余韻も何もないピロートーク。
一体何のことだろう。
「急に関係をやめるってやつ」
「あ………えーっと、昨日鉄朗が美人な人と腕を組んで飲食店から出てくるのを見まして…」
「やっぱりな。あの人は取引先の娘さん。他にも男性社員とかいたはずだけど」
「…………」
そこまで気が回っていなくて見ていなかった。
鉄朗と目が合わせられず、背を向けた。
「ま、結果的に●●と付き合えたから、面倒な会食もたまには役に立ったな」
そう言って鉄朗は笑いながら私の頭をポンポンと撫でてくれた。
その大きくて温かい手がとても心地よい。
もう鉄朗のことが好きだとか格好良いと言うレベルではなく、ただただ愛おしく思った。
私にかかったマグロの呪いはいつのまにか解けていた。
ーーFinーー
7/7ページ