強くて優しい鬼
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ーーおまけーー
数日後。
いつものように夜勤の準備をするため、守衛室のドアを開けると、机の上に小さな小包が置かれていた。
てっきり、あの夜に裂かれてしまった警備服が届いたのだと思った。
だけど、小包に添えられた手紙を見て、私は手を止めた。
“●●ちゃんへ!
キミに似合うセーラー服を特注でこしらえたよ!よかったら着てね!きっと似合うと思う!
安倍晴明より”
「本当に送ってくるなんて……」
呆れ半分、困惑半分で包みを開くと、中から現れたのは、ベーシックな紺色のセーラー服だった。
ただ、驚いたのはその構造だ。
フロントにファスナーが付いていて、頭から被らなくても着れるようになっていた。
これなら、大きな角がある私でも、難なく着脱ができる。
だとしても、
「こ、こんなの恥ずかしくて着られないよ!」
誰もいない守衛室に、私の叫びが響く。
警備員がセーラー服で巡回なんてありえない。
だけど、せっかくの贈り物を、一度も袖を通さずに箱に仕舞い込むのは、彼の好意を無碍にするようで、胸が痛む。
「……1回。1回だけなら」
私は誰にも見られないよう守衛室の扉に鍵をかけてから、セーラー服に袖を通した。
「……意外と、悪くない……かも」
鏡に映った自分の姿を見て、私は小さく微笑んだ。
数日後。
いつものように夜勤の準備をするため、守衛室のドアを開けると、机の上に小さな小包が置かれていた。
てっきり、あの夜に裂かれてしまった警備服が届いたのだと思った。
だけど、小包に添えられた手紙を見て、私は手を止めた。
“●●ちゃんへ!
キミに似合うセーラー服を特注でこしらえたよ!よかったら着てね!きっと似合うと思う!
安倍晴明より”
「本当に送ってくるなんて……」
呆れ半分、困惑半分で包みを開くと、中から現れたのは、ベーシックな紺色のセーラー服だった。
ただ、驚いたのはその構造だ。
フロントにファスナーが付いていて、頭から被らなくても着れるようになっていた。
これなら、大きな角がある私でも、難なく着脱ができる。
だとしても、
「こ、こんなの恥ずかしくて着られないよ!」
誰もいない守衛室に、私の叫びが響く。
警備員がセーラー服で巡回なんてありえない。
だけど、せっかくの贈り物を、一度も袖を通さずに箱に仕舞い込むのは、彼の好意を無碍にするようで、胸が痛む。
「……1回。1回だけなら」
私は誰にも見られないよう守衛室の扉に鍵をかけてから、セーラー服に袖を通した。
「……意外と、悪くない……かも」
鏡に映った自分の姿を見て、私は小さく微笑んだ。
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