妖怪ときどき神様
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ーーおまけ②(尾形光side)ーー
弐年参組の生徒たちは秦中の後ろについて、吹き抜けの廊下に集まった。
「全員いるかー?今日の化かしの実践授業は前の授業でも説明したから詳細は省くが、1人で化かしてもらう」
前回は当たり前のように弟とペアを組んだ。
まあ、1人でも余裕だけど、単純につまらない。
「そこでだ、同じ場所で全員が化かすと混雑がおこるため、今回は3カ所に分かれてもらう」
そう言うと秦中は3箇所の教室の扉を順に指を指した。
扉の向こうは場所は違えどどれも本州のとある商店街と繋がっている廃墟の一室。
ちなみに学園長の妖術で繋がっている。
「誰がどの教室に入るかはこちらで決めた。名前を呼んだ者から各教室の前に整列しろ」
そう言うと秦中は3つにグループ分けをしていった。
「分かれたかー?じゃあ、俺は職員室に戻ってるから、後日レポートを提出すること」
チラリと隣の扉の列を見ると弟が楽しそうに柳田と喋っていた。
予想はしていたけれど分かれてしまった。
「じゃあ、頑張れよー」
秦中のやる気のない声援を受け取り、俺たちは各教室の扉へと入っていった。
中は案の定廃墟の一室。
この場所は初めてだけれど、どこも似たようなものだ。
他の生徒たちは早速化かしに取り掛かる。
だけど、やる気が起きない俺は部屋の隅でスマホのエロ漫画を読むことにした。
時間ならたっぷりあるから、少しくらいサボってもバレないだろう。
……。
………。
「んっー!」
切りの良いところまで読み終わると、背伸びをする。
気が付けば部屋には僕1人。
さすがにそろそろ取り掛からないとマズイ。
建物の屋上へと向かい下を覗き込むと、チラホラと通行人がいた。
そうだ、少し強めの雷を落として驚かせてやろう。
手を上にかざしてから振り下ろす。
ゴロゴロ……ゴロゴロ……ドォーン!!
「やばっ」
だけど、思ったよりも力が入りすぎて、狙っていないところにまで雷が飛び散ってしまった。
「確認しに行くか」
下に降りて人けの少ない路地へと行く。
地面は少しだけ焼け焦げた跡があるだけだった。
近くに転がっているゴミ袋に引火しなくてよかった。
そう思っていたら、
「えっと……雷、この辺りに落ちましたよね?」
声のした方へ無理向くと、制服を着た女子生徒がいた。
本州の生徒だろうか。
年は僕と近そうだった。
そうだ、面白そうだから自分がやったと言ってみよう。
「あー、それ僕が落としたんだ」
さて、どう出る。
ワクワクしていたのに、彼女は意外にも、
「そうなんですか……」
とだけ。
そんな反応の薄い彼女に興味が湧いた。
これが僕と●●の出会い。
弐年参組の生徒たちは秦中の後ろについて、吹き抜けの廊下に集まった。
「全員いるかー?今日の化かしの実践授業は前の授業でも説明したから詳細は省くが、1人で化かしてもらう」
前回は当たり前のように弟とペアを組んだ。
まあ、1人でも余裕だけど、単純につまらない。
「そこでだ、同じ場所で全員が化かすと混雑がおこるため、今回は3カ所に分かれてもらう」
そう言うと秦中は3箇所の教室の扉を順に指を指した。
扉の向こうは場所は違えどどれも本州のとある商店街と繋がっている廃墟の一室。
ちなみに学園長の妖術で繋がっている。
「誰がどの教室に入るかはこちらで決めた。名前を呼んだ者から各教室の前に整列しろ」
そう言うと秦中は3つにグループ分けをしていった。
「分かれたかー?じゃあ、俺は職員室に戻ってるから、後日レポートを提出すること」
チラリと隣の扉の列を見ると弟が楽しそうに柳田と喋っていた。
予想はしていたけれど分かれてしまった。
「じゃあ、頑張れよー」
秦中のやる気のない声援を受け取り、俺たちは各教室の扉へと入っていった。
中は案の定廃墟の一室。
この場所は初めてだけれど、どこも似たようなものだ。
他の生徒たちは早速化かしに取り掛かる。
だけど、やる気が起きない俺は部屋の隅でスマホのエロ漫画を読むことにした。
時間ならたっぷりあるから、少しくらいサボってもバレないだろう。
……。
………。
「んっー!」
切りの良いところまで読み終わると、背伸びをする。
気が付けば部屋には僕1人。
さすがにそろそろ取り掛からないとマズイ。
建物の屋上へと向かい下を覗き込むと、チラホラと通行人がいた。
そうだ、少し強めの雷を落として驚かせてやろう。
手を上にかざしてから振り下ろす。
ゴロゴロ……ゴロゴロ……ドォーン!!
「やばっ」
だけど、思ったよりも力が入りすぎて、狙っていないところにまで雷が飛び散ってしまった。
「確認しに行くか」
下に降りて人けの少ない路地へと行く。
地面は少しだけ焼け焦げた跡があるだけだった。
近くに転がっているゴミ袋に引火しなくてよかった。
そう思っていたら、
「えっと……雷、この辺りに落ちましたよね?」
声のした方へ無理向くと、制服を着た女子生徒がいた。
本州の生徒だろうか。
年は僕と近そうだった。
そうだ、面白そうだから自分がやったと言ってみよう。
「あー、それ僕が落としたんだ」
さて、どう出る。
ワクワクしていたのに、彼女は意外にも、
「そうなんですか……」
とだけ。
そんな反応の薄い彼女に興味が湧いた。
これが僕と●●の出会い。
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