妖怪ときどき神様
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それからと言うもの、時間があれば光に会いに行った。
そこで他愛のない話をしたり、お互いの世界の話をしたり。
ときたま小さな雷も見せてくれて、楽しい時間を過ごした。
この時間が学校の嫌なことを忘れられる、唯一の生き甲斐になっていた。
気が付けばKEEP OUTのバリケードテープは外されていたけれど、相変わらず現場付近に人は近付かない。
私たちだけの空間のような気がした。
そして光と出会って1ヶ月が経とうとした頃。
「光ー?来たよー!」
いつものように光がいる廃墟に向かって、外から呼びかける。
すると、建物の中から慌てて階段を下りる音が聞こえてきた。
やがて、建物の陰から光がひょっこりと顔を出す。
「おう、●●か」
だけど、今日はなんだか元気がない。
そんな気がした。
先日、抱いた陰りと何か関係があるのだろうか。
そう思っていたら、
「今度、化かしの再追試がある……」
なんだ、そんなことか。
「大変だね」
「大変って……他人事だな!」
事実、他人事だし。
だけど、軽口を叩けるようで安心した。
そもそも元気がないように見えた事自体が気のせいだったのかもしれない。
「てかさ、化かすにしても、最近この辺り●●以外の人が通らないんだよ」
火事の影響だろうか。
もう1ヶ月近く経つのにね。
なんだか光が不憫に思えてきた。
ここは私が一肌脱ぐか。
「それなら、協力してあげようか。光のことを知らないフリするから、私を化かしてよ」
「え、いや……でも……」
すぐに食いつくと思ったのに、意外にも歯切れの悪い反応だった。
再追試に受からないとどうなるのかは知らないけれど、渋る余裕があるのか。
「だって、化かすターゲットが来ないんでしょ?このままだと追試以前の問題じゃない?」
「ぐっ……じゃあ、最悪頼む」
ようやく折れてくれた。
「じゃあ日時を教えて。ばっちり驚いてあげるから」
任せて、とウインクをしてみせた。
この日は軽く打ち合わせをして解散した。
そこで他愛のない話をしたり、お互いの世界の話をしたり。
ときたま小さな雷も見せてくれて、楽しい時間を過ごした。
この時間が学校の嫌なことを忘れられる、唯一の生き甲斐になっていた。
気が付けばKEEP OUTのバリケードテープは外されていたけれど、相変わらず現場付近に人は近付かない。
私たちだけの空間のような気がした。
そして光と出会って1ヶ月が経とうとした頃。
「光ー?来たよー!」
いつものように光がいる廃墟に向かって、外から呼びかける。
すると、建物の中から慌てて階段を下りる音が聞こえてきた。
やがて、建物の陰から光がひょっこりと顔を出す。
「おう、●●か」
だけど、今日はなんだか元気がない。
そんな気がした。
先日、抱いた陰りと何か関係があるのだろうか。
そう思っていたら、
「今度、化かしの再追試がある……」
なんだ、そんなことか。
「大変だね」
「大変って……他人事だな!」
事実、他人事だし。
だけど、軽口を叩けるようで安心した。
そもそも元気がないように見えた事自体が気のせいだったのかもしれない。
「てかさ、化かすにしても、最近この辺り●●以外の人が通らないんだよ」
火事の影響だろうか。
もう1ヶ月近く経つのにね。
なんだか光が不憫に思えてきた。
ここは私が一肌脱ぐか。
「それなら、協力してあげようか。光のことを知らないフリするから、私を化かしてよ」
「え、いや……でも……」
すぐに食いつくと思ったのに、意外にも歯切れの悪い反応だった。
再追試に受からないとどうなるのかは知らないけれど、渋る余裕があるのか。
「だって、化かすターゲットが来ないんでしょ?このままだと追試以前の問題じゃない?」
「ぐっ……じゃあ、最悪頼む」
ようやく折れてくれた。
「じゃあ日時を教えて。ばっちり驚いてあげるから」
任せて、とウインクをしてみせた。
この日は軽く打ち合わせをして解散した。
