嫉妬してほしかっただけなのに
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ーーおまけ(及川side)ーー
何やってんだよ、俺……。
デートの予定を早めただけじゃ嫉妬は収まらなかった。
●●ちゃんには嫉妬させておいて、俺自身は少しモヤっとしたからってあんな乱暴に……。
だけど、スマホの画面に表示された竹内コウスケの名前を見ただけで、ドス黒い気持ちが湧いてしまった。
そもそも竹内って誰だよ。
いや、塾が同じやつってのは知っているけど、俺の会ったことないやつに告白されて。
途中まで本気で最中の声を電話越しにアイツに聞かせてやろうかと思った。
でも、聞いたら絶対にアイツは●●ちゃんをオカズにする。
そんなの耐えられない。
罪悪感がヤバい。
それ故に●●ちゃんに背を向けるように寝転がった。
それなのに、
「ごめんね、徹」
と、謝ってきた●●ちゃん。
謝るのは俺の方なのに。
だけど素直になれない俺は、
「……うん」
なんて、素っ気ない返事を。
代わりにならないかもしれないけど、優しいキスを落とした。
●●ちゃん、許して。
俺を嫌いにならないで。
何やってんだよ、俺……。
デートの予定を早めただけじゃ嫉妬は収まらなかった。
●●ちゃんには嫉妬させておいて、俺自身は少しモヤっとしたからってあんな乱暴に……。
だけど、スマホの画面に表示された竹内コウスケの名前を見ただけで、ドス黒い気持ちが湧いてしまった。
そもそも竹内って誰だよ。
いや、塾が同じやつってのは知っているけど、俺の会ったことないやつに告白されて。
途中まで本気で最中の声を電話越しにアイツに聞かせてやろうかと思った。
でも、聞いたら絶対にアイツは●●ちゃんをオカズにする。
そんなの耐えられない。
罪悪感がヤバい。
それ故に●●ちゃんに背を向けるように寝転がった。
それなのに、
「ごめんね、徹」
と、謝ってきた●●ちゃん。
謝るのは俺の方なのに。
だけど素直になれない俺は、
「……うん」
なんて、素っ気ない返事を。
代わりにならないかもしれないけど、優しいキスを落とした。
●●ちゃん、許して。
俺を嫌いにならないで。
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