嫉妬してほしかっただけなのに
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
日にちを変更したいと言うから、てっきり丸1日休みなのかと思いきや、午前中は部活があるらしく、デートはお昼すぎからだった。
それでも会えることは嬉しい。
「徹ー、お待たせ!」
「うん」
待ち合わせ場所にいた徹は相変わらず格好良くて絵になる。
本当に彼と付き合えたことが奇跡に感じる。
徹の元へ駆け寄ると、
ピコン
メッセージの受信を知らせる音がした。
「スマホ、鳴ってるよ」
「うーん、後ででいいよ」
多分竹内君だ。
連絡してもいいと言ったけれど、どうでもいいことばかり送ってくるから、無視しがちになっている。
だからか、それからも徹とのデート中に度々スマホの通知音が鳴った。
ーーーー
一息つこうとカフェに入った。
ピコン
そこでも相変わらず通知音は鳴るワケで、
「仲良しなんだね。いつも連絡取り合っているの?」
ついには徹に指摘されてしまった。
「そんなに連絡してないよ、あはは……」
誤魔化すように注文したココアを口にした。
私からは本当に連絡をしていないけれど、これだけ来れば説得力に欠けるから。
「告白されたって言ってたけど、●●ちゃんが思わせ振りな態度を取ったんじゃないの?」
あれ、この言い方、ひょっとして嫉妬?
嬉しくてニヤニヤしちゃいそう。
そんな気持ちを抑えつつ、竹内君のことなんて興味ないアピールをした。
「してないよ。塾以外会わないし」
「どうだろうね」
どうしたら信じてくれるんだろう。
「この後どうする?」
「私は遅くまで空いてるよ。親も帰り遅いし」
「それなら●●ちゃんのお家にお邪魔しようかな」
部屋散らかっていなかったっけ?
徹が黒い笑みを浮かべていることなんて気が付かず、私はそんな呑気なことを考えながら家に招待した。
それでも会えることは嬉しい。
「徹ー、お待たせ!」
「うん」
待ち合わせ場所にいた徹は相変わらず格好良くて絵になる。
本当に彼と付き合えたことが奇跡に感じる。
徹の元へ駆け寄ると、
ピコン
メッセージの受信を知らせる音がした。
「スマホ、鳴ってるよ」
「うーん、後ででいいよ」
多分竹内君だ。
連絡してもいいと言ったけれど、どうでもいいことばかり送ってくるから、無視しがちになっている。
だからか、それからも徹とのデート中に度々スマホの通知音が鳴った。
ーーーー
一息つこうとカフェに入った。
ピコン
そこでも相変わらず通知音は鳴るワケで、
「仲良しなんだね。いつも連絡取り合っているの?」
ついには徹に指摘されてしまった。
「そんなに連絡してないよ、あはは……」
誤魔化すように注文したココアを口にした。
私からは本当に連絡をしていないけれど、これだけ来れば説得力に欠けるから。
「告白されたって言ってたけど、●●ちゃんが思わせ振りな態度を取ったんじゃないの?」
あれ、この言い方、ひょっとして嫉妬?
嬉しくてニヤニヤしちゃいそう。
そんな気持ちを抑えつつ、竹内君のことなんて興味ないアピールをした。
「してないよ。塾以外会わないし」
「どうだろうね」
どうしたら信じてくれるんだろう。
「この後どうする?」
「私は遅くまで空いてるよ。親も帰り遅いし」
「それなら●●ちゃんのお家にお邪魔しようかな」
部屋散らかっていなかったっけ?
徹が黒い笑みを浮かべていることなんて気が付かず、私はそんな呑気なことを考えながら家に招待した。