振り回すのはどっち
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
メニューを眺めると美味しそうな料理。
先程の居酒屋さんの料理も美味しかったけど、私には少しオシャレ過ぎたから。
そうだ、お酒も頼んじゃおうかな。
注文し終わると、私は改めて徹の心境を聞いた。
「徹は今いくつになったんだっけ?」
「18歳。高校3年生だよ」
「そっかー、18か。本当に大きくなったね。昔はあんなにクソ生意気小僧だったのに」
「クソ生意気小僧って………酷いな〜」
徹が小学5年生のときに私は大学に入学して一人暮らしを始めたから……8年ぶりになるのかな。
それにしても、こんなにイケメンになっているとは。
「●●ちゃんはあの頃から変わらないね」
「えーそうかな。これでも社会人になって、荒波に揉まれて頼もしくなったと思うんだけど」
「仕事大変なの?」
「そうだね。お陰で良い歳して彼氏いないし」
それに、マユリの話を聞くと、今は彼氏いらないかな、とも思わされるし。
って、なんでこんなことを徹に話しているんだろう。
それなのに、返ってきたのは意外な返事だった。
「じゃあ、俺にもチャンスある?」
「え?」
チャンス………?
「こらこら、大人をからかわないの!」
やっぱり徹も変わっていないかも。
昔も私と付き合いたいー、だとか結婚したいーって言っていたし。
「俺だってもう大人だよ。結婚だってできる」
「え……」
あの頃と同じ言葉なのに、じっと見てくる瞳は冗談を言っているようには思えなかった。
戸惑いが隠せない。
「まあ、いいよ。こっからゆっくり惚れさせてみせるから………」
ボソッとした声だったから聞き取りにくかった。
「ん?何か言った?」
「ううん、なんでもないよ。さ、ご飯食べよ」
なんて、いつの間にか運ばれていた料理に手を付けた。
先程の居酒屋さんの料理も美味しかったけど、私には少しオシャレ過ぎたから。
そうだ、お酒も頼んじゃおうかな。
注文し終わると、私は改めて徹の心境を聞いた。
「徹は今いくつになったんだっけ?」
「18歳。高校3年生だよ」
「そっかー、18か。本当に大きくなったね。昔はあんなにクソ生意気小僧だったのに」
「クソ生意気小僧って………酷いな〜」
徹が小学5年生のときに私は大学に入学して一人暮らしを始めたから……8年ぶりになるのかな。
それにしても、こんなにイケメンになっているとは。
「●●ちゃんはあの頃から変わらないね」
「えーそうかな。これでも社会人になって、荒波に揉まれて頼もしくなったと思うんだけど」
「仕事大変なの?」
「そうだね。お陰で良い歳して彼氏いないし」
それに、マユリの話を聞くと、今は彼氏いらないかな、とも思わされるし。
って、なんでこんなことを徹に話しているんだろう。
それなのに、返ってきたのは意外な返事だった。
「じゃあ、俺にもチャンスある?」
「え?」
チャンス………?
「こらこら、大人をからかわないの!」
やっぱり徹も変わっていないかも。
昔も私と付き合いたいー、だとか結婚したいーって言っていたし。
「俺だってもう大人だよ。結婚だってできる」
「え……」
あの頃と同じ言葉なのに、じっと見てくる瞳は冗談を言っているようには思えなかった。
戸惑いが隠せない。
「まあ、いいよ。こっからゆっくり惚れさせてみせるから………」
ボソッとした声だったから聞き取りにくかった。
「ん?何か言った?」
「ううん、なんでもないよ。さ、ご飯食べよ」
なんて、いつの間にか運ばれていた料理に手を付けた。