お騒がせプチ事件簿
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〜お騒がせプチ事件簿〜
目覚めの良い朝。
窓越しに見る外は、文句のつけようが無いほどの快晴だった。
ベッドの上で大きく深呼吸をする。
「スー……」
この温かくて、少し汗が混ざったようなニオイは……出久君だ。
当たり前だけれど、私の隣で出久君が寝ているわけではない。
そもそも、今までで彼がこのベッドで寝たことすらない。
それなのに何故出久君のニオイが香ってきたのか……。
それは私の個性の効果だ。
私の個性『アロマ』は未来の香りを感じることが出来る。
それによって今日は登校中に出久君と出くわすことが予測できる。
「さて、今日も頑張りますか」
私はベッドから起き上がると身支度を始めた。
顔を洗って、着替えをしてからリビングへ行くと、既に朝食が用意されていた。
食パンに目玉焼き、ウインナーと至ってシンプルなメニューだけれど、とても美味しそう。
「ん〜良いニオイ」
朝食のニオイを嗅いで、思わず頬が緩む。
私の個性は意識しないと発動しない。
そのため、こうしてリアルタイムのニオイだってしっかりと感じられる。
……っといけない。
いつまでも浸っている場合ではない。
早く食べないと遅刻してしまう。
私は急いで朝食を食べ終えると、お母さんに行ってきます、と言って家を出た。
今日は何か良いことありそう。
そんな気がした。
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