Trickstar
名前
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※名前だけですが、あんずちゃんが登場します。
―「わざわざ隣のクラスまで…あ、衣更くんに用があるんでしょ?」
「そうじゃない。名前に会いに来たんだ」
昔々…我が家で開かれた酒の席で北斗の父氷鷹誠矢氏が(酔っ払って)勝手に私を北斗の彼女認定したことが全ての始まりだったといえようか。たぶん冗談で言ったんだと思う。しかし、現在の北斗は私にものすごく干渉してくるようになった。それも、あんずちゃんや衣更くんがドン引くほどに。北斗がB組に訪ねてきた時、私はクラスメイトの朔間凛月くんに膝枕をしている最中だった。この時、一瞬見えた鬼の形相を見逃さなかったぞ。
「そんな怒らなくても…」
「いつもこんなことをしているのか?」
学生時代からこんなだったし、今更にパワーアップしていても不思議じゃないのかもしれないな。と、ぼんやり考えていたら抱きしめる力が強くなった。愛の告白なんてものは全然なかったし、むしろ北斗はあんずちゃんと付き合えばいいのに。くらいに思っていた。天然に加えて真面目な性格故か私に並々ならぬ愛情を注いでくれる彼はあっという間に既成事実を作ってしまった。
「ねぇ…っ北斗!待って…っ」
「素直じゃないな。ここもこんなに溢れているくせに」
北斗は私とセックスするのが好きらしい。抱きしめられながら胸を揉みしだかれ頂きを弄ばれていたせいで、否定できない程に潤ったそこをショーツ越しに指でなぞられる。拒みたい。北斗は私なんか嫌いになればいい。何度もそう感じて離れようとしたのに。
「こんなに締め付けて…指だけじゃ足りないか?」
「やだやだぁ…っ。指…入れちゃ、らめぇ…っ」
お尻に北斗の熱いものを感じさせられながら指だけでイかされちゃうなんてやらしすぎる。北斗は顔がいい。声もいい。だからずるい。文句の一つも言えないように舌を絡めた淫らな口付けで唇を塞がれる。服も剥ぎ取られて背中のホックを外された。スカートもストンと床に落ち、するりとブラが抜け落ちる。北斗は妖艶に笑みを滲ませて私に触れる。
「ほく、と…っ。舐めるのらめぇ…っ」
「乳首が固くなっているぞ。気持ち良いんだろう?」
「ん…っ。や、ぁん…っ」
手のひらを広げて掠めるような愛撫も、鷲掴まれて執拗に舐められるそれも、私のお腹の奥を切なくさせる。北斗の大きな手も、余裕のない息遣いも、まるで媚薬のように私の思考を溶かしていく。包み込まれてグリグリといじめられるのすごくいい。やがて、濡れそぼった蜜壷は北斗の硬いそれを受け入れてしまった。
「こうされるの、好きなんだろう?」
「ふ、ぁ……っ。北斗の熱い…っ。おっきい……っ」
「こんなにキツキツで…っ、俺しか、知らないんだな」
「ん…っ。北斗だけ、なの…っ」
乱暴なピストンと熱くそそり勃ったそれにグチャグチャに解されて意識が飛びそうになる。北斗は絶倫かもしれない。正常位で何度も絶頂させられたのに、次は騎乗で突き上げられて何度イったのかわからない。くびれを掴まれて腰を打ち付けられ、自分の腰がユルユル動く。北斗との営みは気持ちいい。カラダだけの関係でもいいと思わされてしまうくらい。
「上手にイケたな。いい子だ」
「いわゆるSFってやつ?北斗なら女に困らないでしょうに」
「遊びなわけあるか。まだ俺の本気が伝わっていないようだな」
「ひ、ぅ…っ。おっぱい吸われながら…入ってきちゃう…っ」
「こんなに濡らして、名前は俺のことが好きなんだな。可愛いよ」
まじで絶倫かよ。カラダだけの関係を疑うと北斗は全否定してくるし、愛を囁かれると照れるからやめてほしい。見た目に反して愛情重たいよ。
END
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