朔間零
名前
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※デッドマンズ時代の朔間零の話です。
-この行為に愛情なんてないし、自分なんぞを好きになってほしいとも思っていない。けれど、彼が色欲を向けてくれるから…。身体を重ねている時間だけは、あの朔間零を独り占めしているなんていう優越感に満たされて幸せになれる。付き合っているわけじゃない。だから甘いキスなんてしてくれるわけもない。生徒会長の椅子に座っている零くんの膝の上に乗ってキスをねだるけれど、素っ気なく受け流された。
「零くん。キスして」
「あぁ?しねぇよ」
「キスしてくれたら、もっと感度良くなるよ。零くんも気持ちよくなれるよ?」
口付けの一つもしてくれない。荷物のように抱き上げられてソファーまで連れていかれる。制服を無理矢理乱されて、私の素肌があらわになった。ランジェリーをずり下げられて乱暴に胸を揉みしだかれて乳頭を舌先でいやらしく愛撫される。彼の舌が触れた肌がジンと疼き、子宮が反応してもどかしい。零くんの眼差しは快楽に支配されて声を漏らす私を見下ろしている。その視線すら愛おしくて、涙が滲む。
「や、ぁん…っ。ふ…ぁっ」
「こんなに固くして、やらしい女だな」
「あ…っ。れい、く…っ」
感じやすい胸の頂を指でくりくりと弄られる。彼のものを求めているのに、焦らしているのか下半身には触れてくれず、鎖骨に歯を立てられ肩が震えた。胸も、勿論下半身だって反応しきっているのに零くんは意地悪だ。「好きでもない男に触られてこんなに感じるとか、他の男にも抱かれてんじゃね〜の?」とあらぬ疑いをかけられ否定したくて首を振るも、彼は私から手を離してソファーに深々と座っていたので、きっと私が他の男と寝ていようがあまり興味がないのだろう。感じさせられすぎてくったりとする身体を起こして彼に近寄る。零くんは横顔もかっこいいな。なんて馬鹿みたいに彼に見惚れて横から抱きついてみる。
「私…大好きな零くんとしかしてないよ」
「こんな酷い抱かれ方されて、まだ俺を好きだとかほざくのか?」
「んん…っ。や、らぁ…っ」
ショーツを取り去られたそこに彼の屹立した剛直が沈められた。愛なんてなくていい。酷い抱かれ方をされてもいい。彼から与えられる刺激が全て快感に変わっていく。現実から目を逸らすように彼の背後の天井を見つめる。正常位で出し入れされてから体勢を変えられて足を肩にかけられたアクロバットな体位になる。荒々しく奥深くを攻められ、ふいに目が合った。何も言わずに律動が激しくなって、最奥を彼のもので突かれて気持ちよくて果ててしまいそうになる。
「やぁん…零くんっ。イっちゃいそ…ぁあっ」
「俺より先にイくんじゃね〜よ」
「ハァ…っ。らってぇ…零くんが…っ」
-先に絶頂を迎えてしまった私は気絶するまで彼に求められ、真っ暗な生徒会室で目を覚ました。私の身体にはシャツがかけられており、起き上がるとそれがパサと床に落ちた。視線を彷徨わせると、窓辺に立つ彼と視線が絡んだ。駆け寄って生まれたままの姿で後ろから抱きつく。
「零くんっ」
「早く服着ろよ。犯されてぇのか」
END