大神晃牙
名前
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―UNDEADは現在、全国ツアーの真っ最中であり、名前は一人で留守番中であった。恋人の晃牙が留守の間は、彼の愛犬レオンの世話を任されている。自分よりも、晃牙と過ごす時間が長かったレオンのことがちょっぴり羨ましい。なんて、犬に嫉妬しても仕方ないことは分かっている。誰もいないリビングで、レオンを撫でくりまわす。猫可愛がり…いや、犬可愛がりだ。懐いてくれているのか、お腹を見せて甘えてくるので、毛並みの良いお腹を撫でながらレオンに話しかける。
「晃牙、早く帰ってこないかなぁ…。レオンも寂しい?寂しいよねぇ」
一人でアテレコをして、何をやっているんだろう。と虚しい気持ちに拍車がかかった。話相手のレオンは寝てしまい、そっと傍から離れる。そんな彼女が向かった先は晃牙の自室である。彼の匂いが残っているであろうTシャツの匂いを嗅いでいたレオンに影響されてしまったのか、彼女はいつも彼が使っているベッドに寝転んだ。布団を被ってぬくぬくしていれば、彼の匂いが鼻腔を掠める。そういえば、近頃忙しくて暫く身体を重ねていない。初日に行ってらっしゃいのキスをしたっきりだ。正直言って欲求不満で、彼の匂いに気分が高揚して勝手に手が動いてしまう。いつも、晃牙が触ってくれる時を思い出しながら、自分の胸に触れる。敏感な先端をくりくりと攻めながら、彼を思い浮かべる。ツンと反応しきった頂、ショーツ越しにそこをなぞってみれば恥ずかしくなる程に潤っていて…。
「はァ…っ。晃牙の、ここに…欲しい…っ」
左手の指がそこを解し、自分で慰めてみる。こんなに淫乱だなんてバレたら嫌われてしまうかも…と不安になったが、胸に触れる手も、下に伸ばされた指も止まらず。くぐもった声が漏れ聞こえる。そんな時、廊下からはレオンが駆けていく音と共に一つの足音が響いた。足元に寄ってきたレオンを撫で、キョロキョロと名前の姿を探すが彼女が姿を見せないことに不安に駆られ、帰宅した晃牙が名を呼ぶ。返事がない。耳を澄ませてみると、自分の部屋から声が聞こえる。しかも、我慢しているような甘い嬌声だ。もしかして、不審者に襲われているのでは?という心配は、扉を開けた途端に杞憂に終わった。
「名前…。何やって…」
「あ…晃牙。これは…その、晃牙のこと考えながら…」
「俺様が留守で寂しかったんだな。満たしてやるから、心配すんな」
そう言って服を脱ぎ捨てた彼は、曝け出された胸に触れながら舌を這わせた。そしてショーツを取り上げられ、既に濡れそぼったそこへ指が挿入された。「もうこんなになってんのか。やらしい女だな」と嗜虐的な発言をされながら先端を吸われ、指を動かされる。熱望していた彼の手で乱され、指が感じる箇所を掠めた瞬間、彼女は呆気なく絶頂させられてしまった。しかし、指だけでは足りないというように潤んだ瞳で晃牙を見上げた名前がねだる。
「ねぇ、晃牙。頂戴…っ」
「待てよ。まだ付けてないし…」
「付けなくて、いいからぁ…っ」
絶対付けなきゃ。と言っていたのはむしろ彼女のほうだった。しかし、今はそんな理性も残っていないようで、晃牙のものを欲しがるばかりだ。何の隔たりもなくそこに呑み込まれ、あまりの気持ち良さに、動かした腰が止まらなくなった。自分のことを考えながら自らを慰めていた可愛い彼女。久しく営んでいなかったせいで、いつもよりも早めに果ててしまうだろうと感じていた。目の前には艶めかしく身を捩らせる名前が息を乱している。部屋には卑猥な音が鳴り響いて。やがて、彼の白濁が彼女の白い太腿を汚した。
「晃牙。好きだよぉ…っ」
「まったく…。いつからこんなに淫乱になったんだよ」
END
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