天祥院英智
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―学院では『皇帝陛下』なんて呼ばれて絶大な権力を有する天祥院英智。しかし、病弱な為…長期に渡り入院しているなんて時もある。学校に行っても彼には会えず、病院にお見舞いに行けば、彼の容態が気になってしまう私は歯痒い想いを持て余している。
「いつも見舞いに来させてすまないね…」
「謝らないでよ。私が英智に会いたいだけなんだから」
「時折、君に申し訳なくなるんだ…名前には僕なんかよりも、ふさわしい相手が居るんじゃないかとね…」
病院特有の白いベッドの上で切なげに瞳を揺らす彼があまりにも不安そうに見えて、私の胸に彼をぎゅっと抱き寄せた。温かい…その温もりと同時に愛おしさが心を満たしていく。
「安心して。私が、大好きな英智から離れられるわけないよ」
そのまま、どちらともなく唇を重ねた。口付けは次第に深いものへとなっていった。部屋には私と彼の二人きり。年頃の男女のする事は一つしかないだろう。
「ねぇ、英智。イイコトしようよ」
「それはとても魅力的だね。だけど、激しい運動は悩ましいなぁ…」
無論、彼に負担をかけるつもりはない。私が動けばいいだけだと彼を納得させた。彼も年頃の男の子なのだから性欲はそれなりにあるに決まっている。
―「英智にいっぱい触ってほしいな」
服を脱ぎ捨て、下着しか纏っていない姿で彼に迫る。彼の膝の上に跨る形で角度を変えて何度も唇を重ねた。背中に回された彼の指先により、ブラジャーのホックを外された。露になった素肌に彼の手が重なっている。
「いつからこんなに大胆になったんだい?」
「英智がガツガツしてないから私が積極的になってるだけよ」
「淫猥な彼女を持つと大変だね」
くすりと笑った彼はその唇を乳頭に寄せた。まるで赤子のようにそこに吸いつき、舌で転がされたものだから胸の愛撫だけでイってしまった。彼の腫れたモノが私のお尻に当たっている。
「イャァァ…っ!英智ってば、興奮してるの?」
早く開放してあげようと彼のズボンに手を伸ばすとペニスは最大まで屹立していた。彼の下半身に覆い被さる姿勢で、私の手でサオを扱きながら亀頭を舐めてみた。所謂フェラチオを続行していると、困惑した彼の声が聞こえてきた。その間にも、私は彼のモノを愛撫している。
「名前っ、そんなところ舐めないで…っ」
「英智の、こんなに大きくなってる…」
私を止めようとする割には、気持ち良さそうに声を漏らしている。羞恥に頬を染めた彼に見つめられながらの行為は煽情的だ。先走り汁が出てきて、そろそろ射精するだろうと悟った為…再び彼に跨り膣口に亀頭を当てた。
「アァ、英智…入っちゃうよォ…っ」
そのままゆっくりと腰を沈めると彼の男根がナカに収まった。そして、上下に揺れるように動いてみた。彼のモノが更に奥へと当たって快感が高まる。
「いい眺めだよ…名前っ」
「イヤァ…こんな、恥ずかし…ャァンっ」
胸を揺らしながら乱れる私の姿を恍惚と眺めている彼と視線が絡まった。あの皇帝がこんなにも乱れるなんて…知っているのは私だけだろう。妙な背徳感に満たされながら腰を打ち付け続けた。
「いやァァ…奥までキちゃう…っ」
前後に動くと絶妙なグラインドにより、イイ箇所に当たる。もう何度目の絶頂か分からない。彼の綺麗な手で胸を揉みしだかれて感じてしまう。先程の前戯のせいで余計に煽られているのだろう。
「英智ィ…!奥まで出してェ…っ」
子宮に彼の白濁が放出されたのを全身で味わった。その後、共に絶頂を迎えた私達は裸のまま眠りに墜ちていくのだった…。
貴方の口付けで目覚めさせて―
END