桜河こはく
名前
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―「なんや。お疲れの顔やね」
「可愛いこはくくんに会えたから、癒されましたが」
「またわしのこと可愛い言うて…っ」
こはくちゃんは私に可愛いと言われるのを嫌がる。というかね…私とこはくちゃんはお付き合いしてて大丈夫なのか?歳が結構離れてると思いますが。だって、私は燐音くんよりも歳上なんだよ。全ての始まりは、ある夜のネオン照らす街中で。「わしと付き合うてや」と、こはくちゃんにお願いされて、どこに付いていけばいいのかと勘違いした私は二つ返事で了承した。そしたらまさかの愛の告白だったんですよね。
「名前ちゃんって、年下彼氏を養いそうなタイプじゃん?」
「なんで燐音くん公認になってるんですかね」
カフェ・シナモンにて、クソデカ溜め息を零していたら燐音くんに謎フォローされてしまった。そんなに私とこはくちゃんをくっつけたいのかよ。私が真面目かどうかは関係ないと思う。あんまり歳が離れてると気が引けるでしょ?しかも相手はうちの事務所のアイドルの一人なわけだし。
「名前はんただいまぁ。ドラマの収録終わったから会いに来たで」
私の安寧の地は簡単に崩れ去った。私にくっ付いていたいらしいこはくちゃんに今も後ろからハグされた。座ってる私の胸元に腕を回してぎゅうっと抱きしめられる。「お疲れ様」と労っていたら衝撃の問いかけをされた。「キスシーンのある役だったらどないする?わしが他の女とキスしてんの嫌やない?」と。これは…私にヤキモチを妬いてほしいのか!?「他の女とキスしちゃダメ」って言うべき?
「私とこはくくん、キスしたことないじゃん」
「わしはしたいねんよ。名前はんと」
そうだよね。こはくちゃんは私とキス以上のことしたがってたもんね。簡単に家に呼んだ私が覚悟足りなかっただけなんだろうな。今まで可愛い男の子だと思っていたけど、ソファー上で押し倒されて体重かけられてる今のこはくちゃんは男の欲をギラギラさせている。「名前はんて、ほんま可愛いわ」と褒められて、何も言えずにいたら額に唇が触れた。私は全然モテないし、こはくちゃんは私のこと理想化してるんだと思うけど、愛されて悪い気はしない。
「そんなキスじゃ満足できないくせに」
「名前はんからするのは駄目っちゅうか、ワシからしたいっちゅうか…」
「あ〜…名前はん可愛いし、めっちゃエロい。けど…経験ない男とは嫌やろし」とこの期に及んでモダモダしちゃうところを見るに、年相応な感じだ。経験値なくて当たり前。でも、私にリードされるのは嫌という…。彼からの優しくてぎこちない口付けを受け入れる。
「こはくくん。エッチなチューしたいんでしょ?」
「え…っ。名前はん…っそれは、駄目やって…っ!」
めちゃくちゃ拒まれる。意地でも抱かれたくないらしい。チェリーくんのくせに頑固だ。私の唇に触れたのは、こはくちゃんの指で。私のほうからキスされんの嫌がりすぎだろ。あんなに密着していたカラダが離されて、こはくちゃんが真摯な瞳で説明してくれる。
私のことは好きだけど、自分のほうからしたいって。
「こはくくん。ここからどうするか知ってるの…?」
布地越しに、屹立してるそれを撫で上げてそう囁くと顔を真っ赤にしたこはくちゃんが私からめちゃめちゃ距離を取った…というか逃げられた。浮世離れしてるこはくちゃんがどこまで性的なこと分かってんのか知りたくなったから。うん…私が悪い。
「名前はん。わしのこと、からかってんやろ!?」
「からかってないよ。手ほどきしようと思っただけで…、」
「名前はんから教えてもらうのもすごくいい…けど、わしが抱きたいし…あー…そんな胸元丸見えで…」
「こはくちゃ…っ。おっぱい舐めるの、らめぇ…っ」
「こんなエロい乳見せられて、やめるなんて無理やで…っ」
「うぅ……っは、ぁ……ん、ん…っ」
「名前はんの胸ほんまエロ。ここ、こんな硬くして…わしに乳首舐められるん好きなんやろ?」
慣れてないくせに、乱暴に脱がされてブラの肩紐下ろしてくるし。そんなにヤりたかったんだな。おっぱいに執着してくるのは若い男の子らしくていい。容赦なく舐められるし引っ張られたり押し潰されたり執拗な愛撫で感じさせられるのはなんか恥ずかしい。こんな衝動に任せただけのセックスなのに。何度も唇を重ねられて、溢れたそこに気付かれて。
「名前はんはわしのこと好き?ここ、こんなに濡らしてやらしなぁ…」
END
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