HiMERU
名前
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―「姫始めもとい、ヒメル始めか…」
あれ?でも姫始めって二日なんだな。正月明けてからHiMERUくんが性的な方向にやる気を出しているみたいなのですが。それにしても、大晦日に私の為にお料理してくれようとして大失敗していた去年のHiMERUくんは可愛すぎたな。蕎麦茹ですぎてクタクタになっていた。その後私が作り直して一件落着したけど。料理苦手なメルメル可愛すぎて抱きたくなった。
「着る毛布で鉄壁のガードなんて酷いのですよ」
寒いのに脱がせようとしてくる。体重かけられると重いぞ。ベッドに寝転がってる私の上に乗っかってくるけど、それ許されるのは小柄な彼女だけだと思うんだ。HiMERUくんは細いといえども男性なわけだし。うわ、このキュルルンなお顔が可愛すぎる。顔がいいの分かっててこういうことしてるわこの人。あざとい。
「ヒメル始めにしては早すぎるんじゃないの?」
「つまり名前はHiMERUとシたくないということですか…?」
良心に訴えかけてくるのやめて。そんな可愛い顔でシュンとされると冷たくできないんだよね。ぎゅうぅっと抱きつかれて唇を重ねられて私が無言になったのをいいことに、何度もいやらしい口付けを繰り返される。毛布にくるまったままじゃ、ムードが台無しなのでモコモコの服を脱ぎ捨ててHiMERUくんに迫る。
「HiMERUくんてば、キスだけでこんなになってるなんて…」
キスだけで硬くなっているHiMERUくんのそれを下着越しに唇ではむはむと刺激して布越しにキスをするとビクッと反応した。そして彼から止められた。口でしてほしくないみたい。我儘だなぁ…。「名前にそんなことさせられないのですよ」とか言ってるわりに胸でのご奉仕で悦んでるみたいだったけど。
「口ではさせられないけど、胸でされるのはアリなんじゃないの…?」
「名前…っ。ずるいのですよ…~っ」
こんなに硬くなってるし、カウパーまで出てるから気持ちいいくせに。HiMERUくんは私に主導権を握られるのを嫌がる。先端を舐め上げると本気でHiMERUくんに止められた。胸での奉仕ではご不満らしい。
「私に抱かれるのは嫌なの?」
「そりゃあ、俺も男なので女性に主導権を握られるのはちょっと…」
下着姿で迫っていたせいで、簡単に下着を剥ぎ取られて肌を貪られてしまう。あらわになったそこに吸いつかれて容赦なく舐め回されて。もう片方もグリグリと押し潰されたり引っ張られたりエッチすぎる愛撫をされる。ピンと主張するそこに広げた掌を掠められるし、HiMERUくんて私の気持ちいいところ全部分かってるんだなぁ。
「ふ、ァ…っ。ヒメルく…っ、やぁ、ンン〜…っ」
「相変わらず、胸弱いのですね。こんなに溢れて…」
蜜壷に沈めた指にベッタリと付着した愛液を見せつけられる。HiMERUくんのせいなのに…淫乱な私が悪いみたいに責められながら沈められる。HiMERUくんだって我慢できないくせにずるい。寝バックで私のうなじにキスしてくるし。囁く声がエッチすぎるし荒々しく抱かれるのもすごくいい。
「こんなにトロトロで…っ、いやらしいのですよ…っ」
「ひ、ァン…っ。やだやだァ…っ激しく、しないで…っ」
「俺はまだ、満足…っして、いないのですよ…っ」
この体位ってHiMERUくんに後ろからめちゃくちゃぎゅうってされるし、激しいようでゆっくりと奥までトントンってされる。肌と肌が密着していやらしい気分にされるし、HiMERUくんのエッチボイスで甘い台詞を囁かれながらおっぱいクリクリされてすごい気持ちいい。
「ん…っ。は……ァっ。もう、イく…っ」
「俺より先に、イくなんて…はしたないのです…っ」
―「昨日エッチしたじゃんか」
「姫始めは今日だとか…」
ヒメル始めぬかりないな。HiMERUきゅんはとっても性欲旺盛なのだけど、私はそこまでじゃないんだよな。昨夜の情事で満足して胸がいっぱい…なんて言ったらHiMERUくんはショックだろうか。「ひとりでお風呂に入りたいから」と逃げようとしたが、無理でした。「ひとりで」って強調したのにぃ…。
「それはつまり、お風呂でHiMERUに抱かれたいということですか」
「ひ、めるく…っ。吸っちゃ、やだぁ…っ」
END