天城燐音
名前
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―天城燐音とは元恋人という関係であって、随分と前に別れたというのに…未だ嫌いになりきれないのか、彼の連絡に律儀に返信してしまうのだ。「名前ちゃんの手料理が食べたい。今から行っていい?」という内容のものに快く返事をしてしまうのは、まだ自分は燐音のことが好きなのか。と、呆れてしまう。偶然にも、献立は彼の好物であり準備万端であるが、この格好はまるで期待しているみたいじゃないかと、着替えようとしていた刹那…インターホンが鳴らされ、開かれた扉から彼が現れた。
「お邪魔しまーす!って、その格好…っ」
彼は名前の服装を目にするなり、距離をつめた。壁ドンの体勢で逃げ場を失った彼女は熱の篭った視線で見つめられ、服の上から胸を掴まれた。後ろから両方の胸を揉まれながら、彼に言葉攻めされ、下腹部がキュンと疼いてしまう。「燐音…っ。夕飯食べに来ただけじゃ…っ」こんなことする為に来たわけじゃないでしょう?と、涙目で訴えるが、彼は余裕の笑みを浮かべている。「名前ちゃんがエロい格好してるからっしょ?ヤりたくなっちまった」と。
「別れた彼女相手に何言ってるの?駄目に決まってるでしょ」
「いや。でも名前ちゃんは俺っちの許嫁じゃん?それに、身体はもう反応してるくせに…」
故郷ではそうだった。親が勝手に決めただけの名ばかりの許嫁。今の燐音ならそんなしきたりに従わなくても…ましてや自分を嫁に貰う必要性もない筈だ。しかし、この手を拒めない。否…抱かれたいのだ。寝室に誘導され、背後から抱き竦められ、先端をくりくりと刺激される。「おっぱい大きくなった?名前ちゃんの身体で癒されてェ~」「身体目当てか!最低…!」
「こんなに濡らしてるのに、そんなこと言うんだ?俺っちのでしか満足出来ない身体になっちゃったくせに」
「ア…っ。ちょっと…!ゴム、付けてな…っ」
「いいじゃん。結婚しよ?」
女の子になら誰彼構わずそんなことを言っていそうだ。と、不信感が沸き上がるのに、その言葉で心揺らいでしまう自分がいて…。避妊具を着用していないそれも、受け入れてしまったのだ。彼は床上手だ。彼のものでしかイけない身体にされてしまったことは、あながち間違いでもなかった。バックの体位で後ろから挿入される。まるで無理矢理抱かれているようなシチュエーションは興奮を煽るだけで。敏感な頂に指を掠められたり、くびれを掴まれてガツガツとピストンされたりして、耐えきれずに白いシーツを掴んでしまう。
「そんな、激しく、しちゃ…やだァ…っ」
「激しいほうが好きなくせに。嘘言うなら、イかせてやんねェぜ」
「はァ…っ。もう、イっちゃいそ…っ。燐音ェ…っ」
放出された白濁は、彼女の白い太腿を汚した。絶頂を向かえてくったりとしながらも、燐音とは身体の相性が抜群なのだと彼女は確信していた。だが、それは彼も同じようで。「名前ちゃんとなら、毎日でもいいなァ!やっぱ結婚して」と諦める気は全くないようだ。
END