椎名ニキ
名前
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―「ついに文明の利器に頼るようになったんすね」
「いつまでもニキくんに甘えるわけにいかないしね」
幼馴染みのニキくんとは違って、私は料理の才能が皆無。一人暮らしなのに自炊せずにコンビニ弁当とかスーパーのお惣菜で空腹を満たすという不摂生な食生活をしていた。だけどついに電気圧力鍋を購入した。多少値段はしたけれど、料理が楽しくなったから良しとしよう。さて…私が少しまともな食生活を送るようになったとは知らずに、心配して家に来てくれたのは大好きな幼馴染みのニキくん。この前は空腹時の彼に襲われてやらしい意味で食べられた。可愛いニキくんに求められるのは正直嬉しいし私だって彼と身体を重ねるのは嫌じゃないけど、私達は付き合っていない。
「エプロン姿の名前ちゃんって…なんかエロいっすねぇ」
「ふ、ァ…っ。ニキく…っ、やぁ、ンン〜…」
エプロンの隙間から手を差し込んで触ってくるなんてエッチすぎる。何を隠そう部屋着の下はブラを付けていないのだ。「名前ちゃん下着付けてないんすね」と無邪気な声音だが、彼は私の感じる箇所を的確に刺激している。むにむにと感触を堪能されながら胸の先端も指先でぐりぐりと押し潰される。キッチンでなんていやらしいことをしているんだ。と、ふと我に返ってニキくんをジッと見つめる。
「ニキくん。普通幼馴染みはこういうことしないと思う」
「名前ちゃんは嫌なんすか?僕にこうされるの」
「うぅ……っは、ぁ……ん、ん…っ」
「なはは。こんなに濡らしてるのに、嫌なわけないっすよねぇ」
ショーツの中に侵入した彼の指がそこで出し入れされてグチャグチャと卑猥な音が響く。ただの幼馴染み同士でこういうことをするのは良くないと理性的になる思考とは裏腹に、身体はニキくんを欲して媚びてしまうもので。恋人同士ならありだけど、そもそも恋愛的な意味で好きなのって私だけのような気がするし。ニキくんは年頃的にお盛んなだけかもしれない。私はただ、大好きなニキくんとセフ●のような関係になるのが嫌なのだ。
「私は…ニキくんとちゃんと恋人同士になってからしたい」
真摯に向き合ったけれど、これって告白だよね?と、自覚してどうしようと慌てる私をニキくんは優しく抱きしめてくれた。先程の強引なスキンシップとは真反対の行動に驚くけれど彼は多分空腹で私を襲ったんだろう。空腹時のニキくん危険すぎる。カロリーメェト的な何かを口にしていたのを見たからもう大丈夫なんだろうけれど。熱っぽい視線は変わらないし、ニキくんは私の告白どう思ってるんだろうか。
「確かに、付き合う前にそういう仲になったのは僕が悪いっす。でも、名前ちゃんも僕のこと好きなら問題ないっすよねぇ」
「名前ちゃん、好きっすよ。ずっと前から」と、いつものニキくんからは想像もつかない色気のある声で告げられて私はぎゅうっと彼に抱きついた。記憶の中の幼少期のニキくんとは全然違う男性らしさを感じて胸が早鐘を打つ。ニキくんの体温と匂いに包まれてすごく幸せ。それなのに、お腹の奥がモノ欲しげに疼いて仕方ない。
「ねぇ、ニキくん。頂戴」
「可愛い顔して淫乱っすねぇ」
エプロンは付けたまま、ルームワンピースの下のショーツは脱ぎ捨てて、ダイニングテーブルの縁に掴まる態勢にされた私はニキくんに襲われるみたいに抱かれた。熱く隆起したそれが蜜の溢れるそこで出し入れされる。キャミソールタイプのワンピースだから肩紐を落とされてエプロンの下であらわになった胸は容赦なく揉みしだかれた。
「は、ぁ……ひぅ…っ」
「おっぱいもおっきくて、こんなのエロすぎるっすよ…っ」
「ニキく…胸おっきい子が好きなの…っ!?」
「まぁ…名前ちゃん限定っすけどね…っ」
「はぁ…っ。ぁん……っ。胸、触りすぎ、だからぁ…っ」
いやらしく揉まれるし、乳頭はグリグリと押し潰されたり指先を掠められたり強弱をつけた触り方をされる。やがて腰を掴まれてガツガツと腰を打ち付けられて思考も身体も蕩けていくみたいだった。「好きっすよ」と言われたから両想いなんだし、付き合ってるみたいなものだからこうやって愛し合うのはありなのかな。
「淫乱な名前ちゃん…興奮するっすよ…っ」
「やぁん…ニキく…っ奥、当たってるよぉ…っ」
「ほら、僕の…受け止めて」
「そんな…激しく、したら……っ。ふ、ぁ…イっちゃう…っ」
「襲うなんて酷い」
「名前ちゃんがエロすぎるのが悪いっす」
「エッチだけじゃなくて、キスもしたいの!」
「はぁ〜可愛い。名前ちゃん」
「おっぱいにキスするなんて、ニキくんはケダモノだ!」
END