HiMERU
名前
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―「HiMERUくん未成年に見えないからなぁ。こういう時はおねーさんに頼っていいんだよ」
聞いたことはあれど自分とは無縁だったものの一つ“ちょっとしたパーティー”ってやつに出席することになるとは思わず。あんずちゃんから代わりに行ってくれと頼まれたけど、お酒も提供される場だし私が来て正解だった。同じくパーティー会場にいるコズプロのアイドルの“おもり”も私の仕事なわけだが。なんかチャラい集団に見えてしまうクレビの面々の中に彼氏のHiMERUくんもいる。HiMERUくん単体なら綺麗なお兄さんなのに、クレビに混ざるとチャラい兄ちゃんに見えてしまうのよな。しかも、17歳とは思えない雰囲気がある故にお酒を勧められていたから私が横から奪ってやった。
「そうそう。メルメルは俺っちに甘えてくれていいんだぜェ?」
「HiMERUは誰にも甘えるつもりなんてないのです」
「可愛すぎる!」
「名前ちゃん酔ってる?それ本音?メルメルのこと可愛いって思ってんのかよ」
「大人っぽいのにまだお酒飲めない歳とか可愛すぎるし、私のHiMERUくんは可愛い」
可愛いと連呼されたのが気に触ったのか、私の腕を掴んだHiMERUくんは人混みを避けてズンズン進んでいく。ライトも当たらぬような会場の片隅で、彼に追い詰められた。私は酒が入っていて気分が高揚しているし、可愛いHiMERUくんに迫られてちょっと嬉しくてにやけてしまう。すごい美形だなぁ…なんてぽーっと魅入っていたら顎を掬われて唇を奪われた。アルコールまで絡めとるような深い口付けを何度も繰り返され、やがて抱きしめられた。
「ほろ酔いの名前は可愛いのですよ」
「こんなところまで赤くなってるのです」とドレスから覗く胸元に口付けを落とされた。酒を飲むと顔以外も赤くなる体質だから恥ずかしい。しかし、そんな私を愛おしむように抱き竦めた彼はとんでもないことを耳元で告げてきた。「こんなセクシーなドレス、脱がしたくなるのです」と。スカートは大胆にスリットが入ってるし胸元も開いたデザインだけど。パーティーならこれくらいの露出は普通なんじゃないかなぁ?サカってるHiMERUくんの手がスカートの中に侵入してきて脚の付け根辺りを指でなぞられてその気にさせられてしまう。
「ねぇ、ヒメルく…っ。ひ、ゃん…~っ」
「こんなに反応して、いやらしいのですよ」
暗い場所だしHiMERUくんの影で隠れているから見えないとはいえ、会場内で、しかも大勢の人がいる場所で襲われるとは思わなかった。ドレスの上から胸を覆われやわやわと揉まれて。乳頭をいじめられ、溢れる吐息はキスで塞がれる。やがて彼の指がショーツの隙間からそこに挿入されて、言葉でいじめられた。「HiMERUに襲われて興奮しているのですか」とか「ここ、びしょ濡れなのです」とか。
「ふ、ァ…っ。指、抜いてぇ…っ」
「そんなこと言って、もうイきそうなくせに」
「ねぇ…っ。こんなの、やだァ…っ」
イけそうだった。しかし、HiMERUくんは私の懇願通り指を抜いた。こんな場所で行為に及びたくなかったし、やめてくれて安心したのに、もの足りなさで無意識に腰が動く。指なんかじゃなく、HiMERUくんのが欲しい。そう…私だけじゃなくて彼も限界だったんだと思う。帰ってきて早々にドレスを脱がされたし。容赦なく乳頭を吸われたり舐められたりした。
「はァ…っ。HiMERUくんたら、あんなとこで襲うなんて酷いよ」
「名前がこんなやらしいドレスで、他の男に口説かれてたのが悪いのですよ」
「ふ、ァ…っ。それ…っ、やぁ、ンン〜…っ」
濡れそぼったそこが彼の剛直を拒めるわけもなく。正常位で挿入され腰を打ち付けられながら荒々しいキスをされる。「こんなに締め付けて、欲しかったんですね」やら「HiMERUに襲われて泣きそうな名前は可愛かったのですよ」やら今日のHiMERUくんは言葉攻めがお好きなのか。いつものセックスよりも激しめだ。だけど、私のほうからキスした途端に無言になるの可愛すぎる。
「HiMERUくんてキス下手だよね」
END