椎名ニキ
名前
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―お腹いっぱいになった後、眠気に身を委ねるのはどうしてこんなに心地いいんだろうか。一人暮らし、可もなく不可もないお味の親子丼を食べた。そしてゴロ寝。そう…私は一人暮らしで恋人なんかもいない筈。その私の上に影が落ち、柔らかで温かなものが重なる。寝てる間に唇を奪われた…嘘でしょ。誰とも知らない男に?信じられない。瞳を大きく開くと、灰色の髪が視界に映し出される。
「あ〜あ。キスで起こしちゃったっすね」
「…ニキくん?」
「幼馴染みだからってやっていいことと悪いことがあるっすよね」
なんと…?幼馴染み?お付き合いしてるわけじゃないのか…尚更ダメじゃん。目の前の彼は、あんさんぶるスターズ!!の椎名ニキだと秒で理解。さて…トリップしたら私はニキくんの彼女ではなく、幼馴染みだった。幼馴染みの女の子が寝てるのをいいことにキスしたりハグしたりはそりゃあダメだわ。ニキくんは泣きそうな表情で謝罪してくれたけどね。
「ニキくんがケダモノだったなんて」
「ごめんなさいっす。大好きな名前ちゃんがすぐ傍で寝てたからつい…」
こんな可愛い顔して好きな娘に触れたい願望を抑えきれないなんてすごく萌える。おっぱいに顔埋めたことも懺悔してくれたし、私は全然許すけどね。「お饅頭みたいで美味しそうだと思ってたけど、感触はスポンジケーキっすね」と語る彼はお腹が空いているだけなのでは…?そうだ。空腹時の椎名ニキは危険である。と、噛み付くような口付けをされる最中にぼんやりと思い出した。
「ちょっと待…っ。んゥ…っ」
「はぁ…名前ちゃんの唇美味し。こっちのお饅頭も食べちゃいたい…っ」
「ふ、ァ…っ。ニキく…っ、やァ、ンン…っ」
トップスをたくしあげ、胸を覆う布をぐいっと下ろしてニキくんがそこにしゃぶりついた。胸に唇を押し当てられ舐められ、やがて乳頭を吸われて飴を舐めるみたいに執拗に舐められる。「名前ちゃんのおっぱい柔らかくて美味しい…っ」なんて味わいの感想を言われてすごく恥ずかしくなった。やがてトップスを脱がされ下着だけの姿に。胸の頂を指でぐりぐりと押し潰され、快楽の波に流されてしまう。
「やァ、ンン…っ。ぐりぐりしないでぇ…っ」
「なはは。ここも溢れてるっすねぇ〜」
ショーツを取られて「挿入(い)れたら気持ちよさそう」と、彼の長い指が沈められる。粘着質ないやらしい音が響く。ぐしょぐしょに解されたそこが彼のそれを拒めるわけもなく。やがて彼の剛直が挿入されて、全身が震えた。正常位でガツガツと腰を打ち付けるニキくんは、10代の男の子の性欲を爆発させているみたいだった。
「ふ、ァ…っ。そこ、やだァ…っ」
「名前ちゃんのナカ熱くて絡みついてくる…っ。ここ、舐めると…締めつけ、すごいっすよ…っ」
「ふ、ぁん…っ。ニキく…、エッチ…っ」
「ずっとこうしたかったんすよ」なんて言っちゃうニキくんは幼馴染みに色欲を感じながらもずっと手を出せなかったんだな。余すことなく食べられてしまって、彼の隣でぼんやりと天井を見つめながら余韻に浸る。可愛いニキくんの雄の顔を見た。高揚感に包まれて気分がいい。でも、付き合ってないのにこんなことしていいのかな…?
END