椎名ニキ
名前
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-「公然の場でニキくんとベタベタして、ずるい!」
「とんだ言いがかりだな」
ニキに会える。と、ウキウキしながら厨房を覗いた名前から因縁をつけられたのは普段からニキへのスキンシップが旺盛な天城燐音である。「名前ちゃんそんなにイライラしないで」と笑顔のニキが彼女のオーダーを問いかける。それだけで表情筋が緩んでしまう彼女は歳下彼氏のニキのことを溺愛している。「ニキくん好き好き…食べちゃいたい!」と厨房から出てきた彼に抱きつくや否や狼狽した様子で彼女を諌める彼は苦笑を滲ませていた。「食べるのは好きだけど、食べられるのはちょっと…」というように基本、夜の営みは肉食系の彼女が主体となっている。彼が食べられる側というのは事実なのだが男としてはそれが不甲斐なくもあった。
「いつも名前ちゃんに美味しく食べられちゃってるわけかァ?ニキきゅん」
ふたりのやり取りを聞いていた燐音にからかわれたことを気にしてはいるが、今夜の彼も上にはなれずにいた。レース素材の透けているランジェリー姿がいやらしすぎて性欲を煽られ、早々にそそり勃ってしまったそれを彼女に口で愛撫され、あまりの気持ち良さに思わず流されてしまう。「ニキくんってば、下着姿見ただけでこんなになっちゃって…」と舌先で裏筋を舐められ、サオを手で扱かれ、やがて先端を吸われて絶頂を向かえてしまった彼は彼女の口内で白濁を吐き出した。
「名前ちゃん。もうやめ…っ」
「んぅ。ニキくんのおいし…。いっぱい出たねぇ。えらいえらい」
「褒められても嬉しくないっす」
よしよし。と、愛犬を可愛がる飼い主の如く頭を撫でていた彼女はその腕を掴まれ、下着の上から胸の頂をジュッと吸われ、そのまま舐め回され豊満な乳房を揉みしだかれて甘い嬌声をあげた。「ふ、ァ…っ。舐めて、いいなんて、言って、ないのに…っ」
「もう…っ。がっつきすぎ」
「全部、名前ちゃんのせいっすよ」
身体が密着し濃厚な口付けに意識を奪われていれば、あっという間に馬乗りの体勢で名前に主導権を握られていた。再び硬度を取り戻した男根は濡れそぼった蜜壷へと誘導され、ぬぷ、と卑猥な水音を立てて挿入された。前後に腰を動かされ、ゆさゆさと胸が揺れ、艶めかしく乱れていく光景は彼のそれを一層大きくさせた。
「ァ…っ。ニキくんの、また、おっきくなったね」
「それは…っ。名前ちゃんが、やらしすぎて…っ」
「ふ、ァァ…っ。奧まで、キちゃう…っ」
キスをすると互いの胸が重なり、乳頭が擦れて絶頂の波がどんどん高まっていく。それと同時に程よく締め付けられ、ナカで出してしまった彼の上に彼女が倒れ込み、満足そうな笑顔で横たわった。「ニキくんほんと可愛い…」
「名前ちゃんは満足かもしれないけど、僕はお腹が空いたっす。名前ちゃんばっかりずるいっすよ」
「いっぱい出したくせにそういうこと言うんだ?」
END