HiMERU
名前
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―「随分と上手くなりましたね」
頬を蒸気させ、色気のある声でそう呟く彼と彼女は決して恋人関係ではない。コズプロのアイドルHiMERUとそのマネージャーでしかないのだが。ノー・スキャンダルを貫いている彼は恋人を作らず、性の捌け口はマネージャーの名前が担っていた。本日も、音楽番組の控え室で他人には言えないことをしていた。ソファーに座る彼の脚の間で彼女は彼に奉仕している。視覚的興奮も与える為に上半身は下着しか身に付けていない。サオを扱いたり、全部咥えてみたり、あのHiMERUが眉間に皺を寄せ快楽に耐える姿など誰も見た事がないだろう。何度もシているうちに彼女は舌使いが上達してしまったようだ。懸命に男根を愛撫し、吐き出された白濁は小さな口で受け止められた。量が多いのは溜まっていたからだろう。
「名前さん。ここへ吐き出してください」
目の前に彼の手でティッシュペーパーが持ってこられる。しかし、それが使われることはなかった。ゴックンと全て飲み干してぺろりと唇を舐める彼女を見て、呆れたように彼が溜め息をつく。「そんな汚いもの吐き出していいのですよ」と。いくらなんでもそこまで強要するつもりはないのだが、彼女は聞く耳を持たない。「HiMERUさんのだから飲めます」と、苦に思ってすらいないようだ。それもその筈。彼女が密かに想いを寄せる相手はHiMERUだからだ。プロ意識の高い彼が恋人を作ることはありえない。それならば、身体だけの関係でもいい。と割り切っているのだ。
―「身体が疼いているのではありませんか?」
「HiMERUさん。お盛んですね…」
立ち上がった彼女は下に履いているものを脱ぐように言われたせいで、スカートと、胸を覆うランジェリーしか身につけていなかった。腰を引かれ、彼の膝に跨る体勢になった途端、屹立している彼の男根が当てがわれた。ランジェリーをグイッと下げられ、あらわになった胸を両手で揉まれたり先端を舐めまわされ、快楽を求めるがまま彼のものを受け入れてしまった。律動は激しく、下から突き上げられるが、主に腰を動かしているのは名前でもあった。彼に不意打ちのキスをされたり、敏感な頂を赤子のように吸われ、くりくりと弄られ、感じされられすぎて蜜が溢れる。
「ァ…っ。ヒメ、ルさ…エッチ…っ」
「欲しがっているのは、名前さんでしょう?」
「ふァァ…っ。奥…突いちゃ、らめェ…っ」
一度抜いた後なのにもかかわらず、彼の欲は増すばかりで。幾度となく絶頂させられ力尽きた彼女はHiMERUの腕に受け止められ、ふにゃふにゃと文句を言った。しかし、「名前さんは、いじめがいがありますね」と爽やかな顔で微笑む彼にはまるで悪意が感じられなかった。
END