礼瀬マヨイ
名前
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※短め
―「ふふふ…♪恥ずかしがってる名前さんも可愛らしいですねぇ」
彼の名は礼瀬マヨイ。一応私の幼馴染みである。幼い頃の私はマヨイくんのことが好きだった…と思う。だから今こうして恋人同士になれた奇跡を悦びたいところなのだが、どうも彼の向けてくる視線が恋人へのそれと思えなくて悩んでいる。見た目は間違いなくかっこいいし、アイドルだし、私に優しいし…普通なら不満に思うことなんて無い筈なのに。私は小柄で幼く見られがちで色気もない。それがコンプレックスなのだが、マヨイくんはそんな私がいいらしい。あれ…?もしかして変態なの?
―「身体は小さいのに、胸は大きくて柔らかくてエッチですねぇぇ…っ」
「ひ、ゃん…っ。おっぱいばっかり、やぁ…っ」
恋人と寄り添ってソファーでゆったりとしていた筈だった…そう、途中までは。今日着ているタートルネックセーターがぴったりとしていて胸の形が丸わかりだと彼に指摘されて、何だかちょっとエッチな気分になってしまっていたたまれなくなった。そんな私の谷間に顔を埋めた彼はそこで深く深呼吸していた。うん…やっぱり変態だ。されるがままにセーターを脱がされて下着姿になると彼は私の薄紫レースのランジェリーをじっくりと眺めて妖しく口元を緩めていた。やがてホックを外されて晒された胸は両手でやわやわと揉みしだかれた。頂を指の間に挟まれたり、ぐりぐりと愛撫されて快楽の波に飲まれて下腹部がもどかしくなった。
「こんなにぷっくりさせて、名前さんは私にここをいじめられるのが好きなんですねぇ…。はぁぁ…っ愛らしいですうぅ…♪」
「ふ、ァ…っ。マヨイく…っ、指、抜いてぇ…っ」
マヨイくんの指がドロドロになったそこで出し入れされて卑猥な音が響く。それと同時にべろりと乳頭を舐め上げられて腰が揺れた。指だけでイかされちゃう私も悪いけど、その光景を見て恍惚としているマヨイくんも大概だと思う。無理強いされているわけじゃない。それに、「可愛い」と褒めてくれるしキスもしてくれる彼のことは大好きだけど…時折垣間見える彼の性癖に背筋が震えてしまうのは何故だろうか。
「こんなに濡らして、感じてるんですねぇぇ。可愛い名前さんがこんな私に汚されて…」
「ねぇ…っ。こんなの、やだァ…っ」
鏡の前でのプレイなんてやっぱり異常だ。「ほぉら、こんなに深く繋がってる…」と嫌でも結合部を見ることになってしまって羞恥心で泣きてしまいたい私とは裏腹にマヨイくんは至極嬉しそうで。背面座位の体位で胸を愛撫されながら下から突き上げられて、鏡越しにじぃっと見つめられる。せめてもの抵抗とばかりに鏡から視線を逸らしているのに、彼はガツガツとピストンを続けている。
「ふ、ァ…っ。マヨイく…っ、やぁ、ンン〜…っ」
「ふふふ…♪こんなにゆさゆさ揺らして、トロけたお顔で…いやらしいですねぇぇ」
「ン…っ。はァ…っ。もう、イく…っ」
「イっていいですよ」という囁きはとても優しいけれど、彼は…、私の恋人は、とんでもない変態なのだと理解してしまったからこれからどうすればいいのか。鏡の前で私をぎゅうっと抱きしめたまま悦に浸っている彼の腕の中で、私がこんなにも思い悩んでいるなんて知る由もないだろう。でも、間近にあるお顔はとても好みだし、先程までギラついていた眼差しがへにゃりと緩んでいるところも可愛いんだよなぁ…中身変態だけど。
END
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