愛のカンパネラを鳴らせ-第2章-
名前
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-「ほんと、名前姐さんは浮気者っすねぇ」
「あれは偶然街で出会っただけで。どんな服が似合うと思う?って訊かれて、一緒に服屋さんで選んであげただけなんだけど」
この前、街を散策していたら偶然出会った乱凪砂くんと一緒に街ブラすることになって、一緒に服屋に行ったりカフェでお茶をしたりした。正直、私は凪砂くんにお願いされると弱いところがある。閣下の付き人が誰かしらいないと心配になって自分が付き添いをしたくなる。そんな場面をニキくんに見られてしまい、またもや彼は嫉妬の炎を燃やしている。尋問する刑事よろしくテーブルの上にはカツ丼が置かれている。
「そんな焼きもち妬くなら、明日私とデートしようよ」
ニキくんからOKをもらえたのでカツ丼を食べ始めた。因みにカツ丼は私のリクエストで作ってくれたものだ。ふわふわ卵と豚肉、三葉の香りも相まってめちゃくちゃ旨い。それとは裏腹に、ニキくんの手料理でご満悦の私を彼はジト目で見つめてくる。「姐さんて本当に僕のこと好きなんすか?」と疑わしげに問いただされて箸を止めた。この子結構束縛激しいな。私が他のアイドルと仲良くしてるの許してくれないんだよな。席を立ってニキくんに歩み寄り、同じく席を立った彼に抱きついた。見上げるとニキくんが泣きそうな表情を浮かべている。
「ニキくんとしかこういうことしないし、したくない。私はニキくんが大好きだよ」
「えー。姐さん最近、僕とセックスするの嫌がるじゃないっすか」
「それは、ニキくんのこと誑かしてるみたいで気が咎めて…」
ニキくんはまだ10代なので、悪いことをしているような気分にさせられて避けるようなことをしたから、彼はそれを気にしているらしい。ニキくんと一緒に夕食を食べ終えて、お風呂のお湯を入れている間にお皿を洗う。後ろから私を抱き竦めた彼の腕が腰に回された。そして、「一緒にお風呂に入りたいし、その後シたいっす」とニキくんがどんどん積極的になっていくので困惑した。ここまでエッチなことを望むようになってしまった要因は私にあると思うけど可愛いニキくんにこんなこと言われたら拒めるわけがない。
「姐さんの身体に飽きたりしないのかねぇ?」
「それはないっす。僕は名前姐さんでしか満足できないっすから」
-「そんなにギラギラした目で見るようになっちゃってさ。可愛い顔していけない子…」
「姐さんがこんな透けてるランジェリー着てるから悪いんすよ」
勝負下着というか、最近購入したエッチなベビードールを試してみたかったんだ。自分で言うのもなんだが、パステルパープルのレース素材で、とてもエッチなデザインだと思う。ベッドの上でニキくんを抱き留めると、そのまま押し倒された。可愛いニキくんしか知らなかったのに、今では彼の雄の顔を見るようになってしまった。彼の方から唇を重ねられて、貪るようなキスをされる。何度も口付けを交わしてツーっと銀糸が垂れた。
「んぅ…っ。ペロペロしちゃ、やだァ…っ」
「だって、名前姐さんのおっぱいエロすぎて吸いたくなるし…っ」
「や、ァン…っ。ニキくん、エッチ…っ」
下着の上から揉まれたりクリクリと乳頭を愛撫されて下腹部が疼き出す。レロレロと執拗に舐め回されるしヂュウっと吸われるし、ニキくんスケベすぎる。もう私の歳上の余裕なんてものは捨て去った。私がリードしなくともニキくんがしたいようにしてくるし…。唾液でぺたりと肌にくっついているベビードールを捲り、直に舐められて堪らず彼の頭部を抱きしめた。満足するまでいじめられたそこはピンと主張しきっている。
「姐さんのここ、ヌルヌルですぐ挿入(はい)っちゃうっすねぇ」
「ひ、ぁ…っ。ナマは、らめぇ…っ」
「こうでもしないと、僕のこと、本気にならないくせに…っ」
避妊具も付けずに挿入されて、奥までガツガツと腰を打ち付けられて、思わずぎゅうっと彼の背中を抱きしめた。ナカでニキくんのが大きくなったのを感じる。吐息さえも奪うような口付けをされて耳元で囁かれる。「姐さん。子作りしよ?」と。激しくピストンされて、部屋には嬌声とパンパンと肌と肌がぶつかる音が響く。正常位からバックに体位を変えられ、ウエストを掴まれた。まるで犯されているように荒々しく出し入れをされて、やがて熱い白濁が注がれた。
「あ…ンゥ…っ。ニキく…っ。ダメだってェ…っ」
「姐さん可愛い。僕の、全部受け止めて」
-「私がピル飲んでなかったらデキちゃってたよ」
「僕が初めての時、ナマでさせてくれたじゃないっすか」
「うん、ごめん。私が悪いかもしれない」
……To be continued