愛のカンパネラを鳴らせ-第2章-
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-「アンタ、ここの食堂のスタッフだったわけぇ?」
「…瀬名さん。フィレンツェにいらしたんじゃ?」
「こっちで仕事があるから戻ってきたの。それにしても、俺が海外を拠点にしてるってよく知ってたねぇ」
ニキくんが不機嫌になる要因をまた作ってしまった。ニキくんに見られていないと思っていたから油断したな。一緒に家に帰ってきてすぐに尋問されて冷や汗をかいた。「Knightsの瀬名くんとも仲良さげにしてたっすねぇ。姐さん、ほんとは僕のことなんか好きじゃないんじゃないっすか?」とニキくんへの愛まで疑われてしまう始末。瀬名くんは二キズキッチンのメンバーだから大目に見てくれてもいいのに。私が他のアイドルと親しくしてるのをニキくんは絶対見逃さない。
「私が好きなのはニキくんだよ。私の愛情を疑うなんてひどーい」
「じゃあ、一緒にお風呂入っていいっすか?」
「何がじゃあ…なのか分かんないけど。ニキくんが一緒に入りたいだけでしょ?」
流れ的にお風呂の話になるのはおかしいと思うけど可愛いニキくんの頼みだから断らない。けれど、ニキくんてば可愛い顔してるのに彼も例に漏れずヤりたい盛りの男の子なんだから困る。脱衣場で背中を向けて服を脱いでいたのに、下着姿になった私を一目見たニキくんはそのまま私をドアに押さえつけた。ギラギラとした眼差しはいつもの彼とは違うものであり、鼻先が触れそうな距離に迫られてフロントホックのブラジャーがパチリと外されてしまう。
「姐さん…っ。柔らかくて、美味しそう…っ」
「ニキくん…っ。お風呂、入るんでしょ…?」
「名前姐さんの裸がエロすぎるからいけないんすよ」
「ァ…っ。舐めちゃ、だめェ…っ」
お風呂に入る前から胸の頂を吸われたりペロペロと舐められてしまってお腹の奥がきゅんと反応する。全身を優しく洗われたり、ニキくんの身体を洗ったりお風呂プレイがいやらしすぎて逃げ出したくなった。申し訳程度に隠してくれていた泡が流されてしまい、慌てて湯船に浸かる。ニキくんにじっくりと裸を見られるのは恥ずかしい。後ろからわしわしと揉んでくるし、私が拒んだとしてもやめないだろうな。
「ニキくん。避妊できないからお風呂でするのはだめ」
「でも、姐さんのここ…こんなに欲しがってるっすよ」
「ア、ァ…っ。だめ…なのに…っ」
解されきったそこが彼の剛直を拒めるわけもなく、ぐっとナカに沈められてしまい、ニキくんの下半身に乗っかる形…背面座位の体勢で腰を打ち付けられる。身体が密着し扇情的な気分を煽られるせいか胸を愛撫する手は止めてくれない。ニキくんたらいつからこんなにおっぱい大好きになったんだ。と少し呆れていたら、その間にもガツガツと突き上げられてしまって甘い嬌声が浴室に響いていく。
「ふァァ…っ。奥…突いちゃ、らめェ…っ」
「姐さん…っ。ほんと、可愛い…っ」
-「ニキくんは欲望に忠実だねぇ…」
「な…っ。そんな目で見られると心が痛むっす。ごめんなさい!僕が悪かったっす」
「いいよ。ニキくんに欲情してもらえるのは嬉しいし…」
「そもそも〜…裸の名前姐さんを前に我慢できる男なんていないっすから」
「そう…?うちに泊まるのはいいけど、寮の同室の子に訝しがられたりしない?」
なんと、同室は一彩くんとひなたくんなんだとか。そのメンツなら私も同室になりたい。そんなことを口走ったら「名前姐さん絶対僕以外の二人にデレデレするからだめっす」と断固拒否されて悲しい。私はニキくんが大好きなんだけどな。
「もう一回戦してもいいっすかねぇ?」
「やです」
……To be continued