ピロートークはまだ早い
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-「HiMERUくんっ。私のお願いきいてくれる?」
お風呂上がりにリビングで涼んでいるHiMERUくんに横からぎゅっと抱きついて可愛くお願いしてみる。この前の浴衣姿といい、今回のMidnight Butlersの時のHiMERUくんが私の性癖にどストライクなんですよね。って話で。執事服のHiMERUくんを間近で見たい。写真撮りたいし目に焼き付けたい。あと執事とお嬢様ごっこしてみたい。まだ何も言ってないのに「HiMERUとイイコトがしたいのですね」なんて、早とちり(?)な台詞が。いや…それってHiMERUくんの今の欲望なのでは?なんて思いつつも言えず、彼に迫られ顎を掬われて優しくキスをされた。
「あ、の…そうじゃなくて、執事服用意するからHiMERUくんに着てほしいなっていうお願いで」
「執事のHiMERUに襲われたいと?」
「そっち方面から思考を切り離してくれないかなぁ?私はただかっこいいHiMERUくんを見たいだけで…」
「いいのですよ。その代わり、HiMERUが用意する衣装を名前に着てほしいのです」
-さて、衣装は奮発したし執事なHiMERUくん楽しみすぎる。まぁ、シャッフルユニットのやつで写真は見てるけど実物で見たかったし。HiMERUくんはリビングで着替えていて、私は自分の部屋で着替えが終わったらお披露目をする。その約束なんだけど、HiMERUくんが用意してくれたお嬢様の衣装が明らかエッチなのですが。もっと体型が分からない感じのワンピだと思っていたのに体のラインが出るような服で、胸元も強調されているし。水色が基調で一見清楚風なのに…。まぁ、可愛い服だから気にしない気にしない。
「名前お嬢様。よくお似合いなのですよ」
「HiMERUくんかっこいいぃ…っ」
執事服に着替えたHiMERUくんがかっこよすぎて写真を撮りまくっていたんだけど、カメラを取り上げられてジっと見つめられて動けなくなった。「HiMERUくんじゃなくて、HiMERUなのですよ」と、もう執事とお嬢様ごっこ始まってるの?なんて呆けていたら執事のHiMERUくんが紅茶を淹れてくれて、その優雅な所作に見惚れてしまう。そうそう、こういうのをやってみたかったんだよ。しかし、品よくお茶を飲みつつも「執事のHiMERUに襲われたいと?」と、あの発言を思い出して下腹部が疼いてきてしまう。エッチなHiMERUくんに影響されて私まで染まってしまったのだろうか?こうなったら、執事姿の彼をばっちり目に焼き付けて気を逸らすしかない。
「お嬢様、そのような熱い視線をHiMERUに向けるなんて…さては、」
「ねぇ、HiMERU。私に御曹司との縁談の話がきているらしいのだけど…」
「な…っ。名前はHiMERUと…、じゃなくて」
演技中に本音が漏れてしまうHiMERUくん可愛いな。お芝居とはいえ、そんなに私が他の男と婚約するのが嫌なのかな?「ねぇ、HiMERU。私、家の為にこの婚約受けるべきなのかなぁ…?」と、お嬢様の本気をみせてみる。HiMERUくんて普段ドラマにも出演してるし、演技も出来る筈なのに、私が相手だと演技放棄しちゃうからほんと面白い。今だって、「お嬢様には結婚なんてまだ早いのです」とか言って抱きしめて離してくれないし。
「さて、お嬢様にはHiMERUから大切なレッスンを受けていただきましょう」
「レッスンて…?」
このレッスンが歌やダンスのレッスンだったらどんなによかっただろう。「今のお嬢様に必要なのは夜伽のレッスンなのです」という言葉を聞いて、背筋が冷えた。スマートな振る舞いで寝室へと誘導されて、執事HiMERUは令嬢の私を組み敷いている。「そんなに怯えた顔をして…可愛らしいですね」と妖艶に微笑む彼は私の知っているHiMERUくんじゃない。「HiMERUが男女の営みというものをお教えしましょう」なんて、胸のリボンを解いた彼はそれで私の手の自由を奪い、胸元のボタンを外していく。晒された双丘に吸いつかれ、乳頭も舌先で執拗に愛撫されて身を捩らせるけれど、手を頭上で固定されていては何もできない。
「ひ、ぁん…っ。ヒメ、ル…っ。舐めちゃ、やだぁ…っ」
「もうこんなに濡らして…お嬢様は感じやすいのでしょうか?それとも、HiMERUに襲われて興奮してしまったのでしょうか」
彼の言うように、私は執事HiMERUに犯されて興奮しているのだ。なので、指だけじゃ物足りなくてHiMERUくんのでめちゃくちゃにされたくて堪らない。生理的な涙が滲む瞳で彼を見つめる。スカートを捲り上げられてショーツも取られてしまい、落ち着かずにモジモジと脚を擦り合わせる。嗜虐的で色欲を秘めた眼差しと目が合うと、避妊具を装着した男根が正常位で沈められて、思わず身体が震えた。荒々しく口付けをするHiMERUくんも、非情に私を犯すHiMERUくんも…何もかも知らない。大好きなHiMERUくんに抱かれているのに、別人に抱かれているような気さえしてしまう。それでも、私の身体は確かに反応しきっていて。
「あ…ンゥ…っ。ヒメル…っ。ダメだってェ…っ」
「俺ならば、淫乱な、お嬢様も…っ愛してさしあげますよ…っ」
「ン、激し…っ。ふ、ぁ…イっちゃう…っ」
執事とお嬢様ごっこがこんなに白熱(?)するとは思わなかった。こんなにお嬢様を性的な目で見ている執事がいたら、スタプロ所属の本職が執事の彼に怒られてしまいそうだ。執事のHiMERUくんも背徳的でよかったけれど、こんなアブノーマルプレイで悦んでいるなんて知られたくないから口を噤んでいよう。
「HiMERUくんは私の泣き顔で興奮してたんです?」
「俺に襲われて泣いている名前は可愛かったのですよ」
「それはもう変態なんじゃないですかね」
……To be continued