氷鷹誠矢
名前
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※誠矢さん視点
―僕の彼女の名前ちゃんは本当に可愛いんですよねぇ。立場を弁えて、会いたいのに我慢して、我儘なんて全然言わないし…。だから、彼女は僕と会えなくても平気なのかと思ったこともある。ところが、久しぶりのデートで僕の顔を見た途端に泣かせてしまったんです。健気ですよねぇ。「私と別れてください」なんて言われたこと…実は根に持ってます。頭のいい彼女は、人気アイドルである僕のことを考えて言っているのだと気付いてはいるけれど、ショックでした。だってアナタはちっとも悲しくなさそうに見えたから。
「名前ちゃんて本当女優向いてますよね」
「なんですか。唐突に…」
「別れてほしいって言われた時のことを思い出しましてね」
ツンデレというやつでしょうか。こんなにつっけんどんな態度なのに、「おいで」と抱きしめれば嬉しそうに抱きしめ返してくれるんですからね。愛されてると思っていいでしょうか。彼女の自宅で、こんなにも甘い時間を過ごしているというのに、どうしてそんな視線で見つめられないといけないのでしょうか。素直じゃなくて可愛いです。
「誠矢さん。私は可愛くないですよ。周りにいっぱい可愛い娘いるくせに」
「えー。名前ちゃんはとびきり可愛いですよ」
ほら。撫でると子猫みたいに甘えてくれるし。桃色に色付いた唇が美味しそうで、唇を奪うと息を乱して僕の胸に凭れかかってきた。抱き上げてソファーに座り、膝の上に彼女を乗せる。柔らかな胸に顔を埋めて腰を抱き寄せれば彼女の匂いがする。僕の頭を包み込んでくれる名前ちゃん優しいですよねぇ。それなのに、呆れたような溜め息が聞こえたんですけど。
「はぁ…。私とは遊びなんだと思ってたのにな…」
「名前ちゃんの中で僕はそんなに最低な男なんですか」
「人気アイドルなんだから女には困らないでしょうに。全然私と別れてくれないし」
「僕は別れる気なんてありませんからねぇ」
僕と距離を置きたそうでしたけれど、そんなことされたら僕が耐えられませんからね。ソファーに無理矢理押し倒して唇を塞いでしまいましたよ。そうしたら「誠矢さん…ずるい」なんて恨めしそうにムスッとした表情をする。まぁ…そんなところも可愛いんですけどね。「今日はキス魔ですね」なんて、縮こまって僕からのスキンシップを避ける彼女はこちらの気持ちなんてわかっていないのでしょう。だから何度も舌を絡めたいやらしいキスを繰り返したんですよ。
「他の男とキスしてた」
「それドラマの話ですよね!?」
「僕だけの名前ちゃんでいて欲しいから」
「誠矢さんてクールそうに見えて愛情重たいですね」
「そう…。じゃあ、僕の愛情ちゃんと受け止めてくださいよ」
「ふ、ァ…っ。誠矢さ…っ、やぁ、ンン〜…っ」
服を脱がせると官能的なランジェリーが。名前ちゃんだって期待してるからこんなの着てるくせに。フロントホックのそれを外してそこに唇を掠めさせると身を捩らせて感じてる。胸が弱いところも可愛いですね。その豊満な膨らみを鷲掴んで強く揉めば彼女の表情は恍惚としたものに変わっていくんです。僕に乱暴にされるのが好きだなんて。
「んん…っ。や、ァン…っ」
乳頭をカリカリと引っ掻いたり、舌でなぶったりすると、こんなに甘い声が聞こえる。「別れたい」だとか口で言ってるわりに、蜜壷も溢れてる。どんどん溢れていくそれがお尻にまで伝って、本当に淫乱ですよね。それを指摘すると「そんなの言わなくていいんです…」と恥ずかしそうに顔を隠されました。態度とは裏腹に、そこは離したくないというようにきゅうきゅうと締め付けてくるんですが…。
「ひ、ァン…っ。やだァ…っイっちゃいそ…っ」
名前ちゃんは感じやすいんですよね。こんなすぐにイくなんて。「誠矢さんは絶倫だ」みたいな言い方をされますけど。なんだかんだ最後まで付き合ってくれますし。正常位で最後の絶頂を迎えた彼女を抱きしめると、彼女のほうから口付けを落とされました。
「キスが上手くて不安になるんですけど」
「誠矢さんにだけは言われたくない」
END