七種茨短編
漣ジュン
名前
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※ジュンは実家暮らし設定
―ジュンの恋人である名前は密かに巴日和に嫉妬していた。自分とのデートよりも日和からの呼び出しを優先された事は一度だけではない。彼はアイドルなのだから…と自分に言い聞かせて納得していたのだが、今日ばかりは本気だ。なかなか手を出してこない彼にしびれを切らした彼女は只今、漣家のジュンの部屋の前で胸を躍らせていた。「寝起きドッキリを仕掛けたいんです」と楽しそうに微笑む彼女の台詞に許可を出したのは彼の母だ。それは彼がいつもより遅い時刻に起きる休日に決行された。
「ジュンくん…」
忍び足で音もなく部屋に入ってきた彼女には気付かずに穏やかな寝息を立てている彼の寝顔を目にして、何かを企むように唇に笑みを乗せた。眠っている彼に覆い被さり、彼の寝顔を間近で観察して「綺麗な顔してるなぁ…」と感心した。しかしながら、抱きつく体勢でジュンにくっついた彼女はある事に気付かされた。
「ジュンくんの当たってる…」
それは思春期男子なら誰しも起こりうる生理現象というもので名前に反応したわけではない事も分かっていたが、これは好都合だ。寝間着越しに、膨らんでいる彼の男根を扱く彼女からは、眉間に皺を寄せているジュンの顔は見えていない。
「ちょっと!何してんすか!?」
「おはよう、ジュンくん」
「おはようじゃないすよ。勝手にこんな事して…」
自分の部屋に名前が居ること、そして彼女に寝込みを襲われそうになっていることに困惑の声を出したジュンは起き上がり獰猛な視線を彼女に向けた。「こういうのは、男の方からするもんなんすよ」と、鍛えられた彼の腕の力に負けた彼女はベッド上に組み敷かれた。
―「今日は手加減しないっすよ」
どちらともなく唇が重ねられ、濃厚なものに発展し彼女の艶っぽい吐息が零された。キスだけで恍惚とした表情を滲ませている彼女の服が捲り上げられ、黒いランジェリーが露(あらわ)になった。体を起こした彼女がその服を脱ぎさりスカートも床に落とした後、背中を彼に向けた状態でブラのホックを外すように要求した。ぎこちない動作でホックを外しにかかる彼は全く手馴れている様子がない。ホックが外され外気に晒された双丘は彼の手によってやわやわと揉みしだかれている。
「名前さんて意外とやらしい躰してるんすね」
「ヤァ…っ。ジュンく…ンっ」
膝の上に乗せられた彼女は既に主張している先端への容赦ない愛撫に甘い声を漏らすのだった。くりくりと指先で弄られ下腹部の疼きが抑えきれなくなった彼女は、彼の避妊具の装着を確認すると脚を開き、愛液溢れるソコを見せつけるように手を添えた。潤んだ瞳で自分を見上げる彼女を目の当たりにして、ジュンは色欲を抑えきれなかった。
「ジュンくんの、反応してるね」
「誰かさんが触ったせいすよ」
「私が責任取るから、好きにしていいよ」と彼のうなじに腕を絡ませると、濡れそぼったソコに屹立した彼の男根が挿入された。全身が敏感になっていた為、挿入されただけで彼女は最初の絶頂を向かえた。愛おしそうに彼女を掻き抱いた彼は更にピストン運動を加速させる。卑猥な水音が響く中で、二人は啄むような口付けを繰り返した。
「アァ…っ。ジュンくん、もっとォ…っ」
「ほんと、淫乱すね」
いつもとは違い、甘い表情で強請るような態度をみせる彼女をもっと乱したい。自分のことだけを見てほしい。その感情を表したように腰の動きが激しくなり奥へ奥へと突く程に彼女の濡れた嬌声が溢れていく。熱に浮かされたように「大好き」と囁かれ、彼は状況も忘れて面食らった様子で頬を染めた。彼女の脚を肩に乗せ、アクロバティックな体勢でストロークを繰り返す彼に翻弄される彼女の瞳には生理的な涙が滲んでいた。
「ヤァァン…っ。そこ、だめェ…っ」
「これはお仕置きっすよ。名前さん…っ」
「アァ…ジュンくんっ。すごいよォ…っ」
「アァ…名前さん。俺も…っ」
ガツガツと攻め立てる彼の亀頭が彼女の最も感じる箇所を何度も掠め、彼女の快楽の波は最高潮に上り詰めていた。同様に、激しい律動を続けていたジュンも何ともいい難い快感に顔を歪め絶頂に達した。朝陽が差し込む部屋には、二人の艶めかしい息遣いが響くのだった…―
END
―ジュンの恋人である名前は密かに巴日和に嫉妬していた。自分とのデートよりも日和からの呼び出しを優先された事は一度だけではない。彼はアイドルなのだから…と自分に言い聞かせて納得していたのだが、今日ばかりは本気だ。なかなか手を出してこない彼にしびれを切らした彼女は只今、漣家のジュンの部屋の前で胸を躍らせていた。「寝起きドッキリを仕掛けたいんです」と楽しそうに微笑む彼女の台詞に許可を出したのは彼の母だ。それは彼がいつもより遅い時刻に起きる休日に決行された。
「ジュンくん…」
忍び足で音もなく部屋に入ってきた彼女には気付かずに穏やかな寝息を立てている彼の寝顔を目にして、何かを企むように唇に笑みを乗せた。眠っている彼に覆い被さり、彼の寝顔を間近で観察して「綺麗な顔してるなぁ…」と感心した。しかしながら、抱きつく体勢でジュンにくっついた彼女はある事に気付かされた。
「ジュンくんの当たってる…」
それは思春期男子なら誰しも起こりうる生理現象というもので名前に反応したわけではない事も分かっていたが、これは好都合だ。寝間着越しに、膨らんでいる彼の男根を扱く彼女からは、眉間に皺を寄せているジュンの顔は見えていない。
「ちょっと!何してんすか!?」
「おはよう、ジュンくん」
「おはようじゃないすよ。勝手にこんな事して…」
自分の部屋に名前が居ること、そして彼女に寝込みを襲われそうになっていることに困惑の声を出したジュンは起き上がり獰猛な視線を彼女に向けた。「こういうのは、男の方からするもんなんすよ」と、鍛えられた彼の腕の力に負けた彼女はベッド上に組み敷かれた。
―「今日は手加減しないっすよ」
どちらともなく唇が重ねられ、濃厚なものに発展し彼女の艶っぽい吐息が零された。キスだけで恍惚とした表情を滲ませている彼女の服が捲り上げられ、黒いランジェリーが露(あらわ)になった。体を起こした彼女がその服を脱ぎさりスカートも床に落とした後、背中を彼に向けた状態でブラのホックを外すように要求した。ぎこちない動作でホックを外しにかかる彼は全く手馴れている様子がない。ホックが外され外気に晒された双丘は彼の手によってやわやわと揉みしだかれている。
「名前さんて意外とやらしい躰してるんすね」
「ヤァ…っ。ジュンく…ンっ」
膝の上に乗せられた彼女は既に主張している先端への容赦ない愛撫に甘い声を漏らすのだった。くりくりと指先で弄られ下腹部の疼きが抑えきれなくなった彼女は、彼の避妊具の装着を確認すると脚を開き、愛液溢れるソコを見せつけるように手を添えた。潤んだ瞳で自分を見上げる彼女を目の当たりにして、ジュンは色欲を抑えきれなかった。
「ジュンくんの、反応してるね」
「誰かさんが触ったせいすよ」
「私が責任取るから、好きにしていいよ」と彼のうなじに腕を絡ませると、濡れそぼったソコに屹立した彼の男根が挿入された。全身が敏感になっていた為、挿入されただけで彼女は最初の絶頂を向かえた。愛おしそうに彼女を掻き抱いた彼は更にピストン運動を加速させる。卑猥な水音が響く中で、二人は啄むような口付けを繰り返した。
「アァ…っ。ジュンくん、もっとォ…っ」
「ほんと、淫乱すね」
いつもとは違い、甘い表情で強請るような態度をみせる彼女をもっと乱したい。自分のことだけを見てほしい。その感情を表したように腰の動きが激しくなり奥へ奥へと突く程に彼女の濡れた嬌声が溢れていく。熱に浮かされたように「大好き」と囁かれ、彼は状況も忘れて面食らった様子で頬を染めた。彼女の脚を肩に乗せ、アクロバティックな体勢でストロークを繰り返す彼に翻弄される彼女の瞳には生理的な涙が滲んでいた。
「ヤァァン…っ。そこ、だめェ…っ」
「これはお仕置きっすよ。名前さん…っ」
「アァ…ジュンくんっ。すごいよォ…っ」
「アァ…名前さん。俺も…っ」
ガツガツと攻め立てる彼の亀頭が彼女の最も感じる箇所を何度も掠め、彼女の快楽の波は最高潮に上り詰めていた。同様に、激しい律動を続けていたジュンも何ともいい難い快感に顔を歪め絶頂に達した。朝陽が差し込む部屋には、二人の艶めかしい息遣いが響くのだった…―
END