リクエスト
名前
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―「名前ちゃん。頑張って」
「なにその憐れみの視線は…」
「名前…っ。抱かせてほしいのです…」
なんだよ媚薬入りドリンクロシアンルーレットって…。そう…HiMERUくんがこうなってしまった原因は燐音くんのせいだ。媚薬のせいで私に欲情している彼に抱きつかれて動けない。ここ、コズプロ事務所内の廊下なのに…。照明が当たってなくて薄暗いし壁と観葉植物で影になっているとはいえ普通にクレビの面々に見られてるし。
「ねぇ…っ。こんなとこで、やだァ…っ」
「名前は柔らかくていい匂いがして…こんなの抑えきれないのですよ」
服の上からじゃ満足できない彼の手がブラウスの裾から侵入してきて、肌を撫でられ下着を捲られて直に胸に触られ、指先で掠めるような愛撫をされて気持ち良すぎて流されそうになる。いつものHiMERUくんならばこんなところで私を襲ったりなんてしないのに。媚薬の効果恐るべし。目がギラついていて、完全に肉食の目だ。お尻に勃起したの当たってるし早く離れて欲しいのに全然離してくれなかった。元凶の燐音くんは止める気なしだし性欲度MAXな彼を家に連れてくるまでが大変だった。
「俺に襲われている名前は可愛いのですよ」
この濃厚甘々な口付けも媚薬のせいなのか。家に着いて扉を閉めるなり壁ドンで腕の中に閉じ込められた私はされるがままに彼からの口付けを受け止めた。舌を絡めたいやらしいキスに加えて胸を掴まれてカリカリと乳頭を引っ掻かれて立っていられなくなってぎゅうっとHiMERUくんに抱きついた。
「これだけで限界なのですか?」
「HiMERUくんが悪いんじゃんか」
雄(オス)の顔したHiMERUくん…略して雄メルくんは私をベッド上に縫い止めると両腕を頭上で束ねてきた。今日のHiMERUくんは攻め攻めなんだな。などとどこか他人事みたいに考えていたら、片手で両腕を拘束されてもう片方の手でブラウスのボタンを外されていた。晒された胸元にちゅうっと吸いついて唇を離した彼は私の服を脱がせてランジェリー姿をじぃっと見つめてくる。
「こんな下着を着けているなんて、名前は俺に抱かれたかったのですね」
「ひゃ、ん…っ。それらめェ…っ」
胸に顔を埋めながら背中のホックを外されてブラがするりと肩から抜け落ちた。腰を抱かれて胸を唇ではむはむと食まれて、乳頭に吸いつかれたり舌で官能的な愛撫をされる。HiMERUくんは私が快楽に落ちていく様を見て楽しんでるみたいだった。膨らみを掴まれて舌でべろりと舐められて身体が震えた。
「ひ、ぅ…っ。ひめるくんのエッチ…っ」
「こんなにやらしいカラダをしている名前が悪いのですよ」
彼はそう言ってショーツを奪って私の太腿に男根を挟んできた。挿入されているわけじゃない。愛液が潤滑油となって太腿で扱いている。熱くて隆起したものを太腿で直に感じる。早く欲しいのに、焦らすみたいに彼は私の太腿での愛撫を楽しんでいる。私は早くHiMERUくんが欲しくて堪らないのに、彼はこれだけで良くなってしまったのか太腿に出された。白濁をティッシュで拭いてくれて優しさチラ見せ…なんて思ったのも束の間。すっかり硬度を取り戻したそれが秘部に当てがわれてお腹の奥が切なく疼いてしまう。今日のHiMERUくんは絶倫みたいだな。なんて冷静な思考でぼんやりと考えていたら強引に挿入されて下腹部が苦しくなった。
「あ…ンゥ…っ。それ、やだ…ァっ」
「俺のをこんなに締め付けて、気持ちいいのですね…っ」
そんな恍惚とした瞳で爽やかに言われても、媚薬の効果は絶大なようで。正常位でガツガツと腰を打ち付けられて、滲む視界にはギラついた視線のHiMERUくんが映る。律動と同時に頂をクリクリと愛撫されたり執拗に舌でなぶられたり、今日のHiMERUくんはほんとエッチだな。一度出したくせに全然治まってないみたいだし。そんな彼にガツガツと出し入れされて意識が飛びそうになる。
「ふ、ァ…っ。ヒメルく…っ、やぁ、ンン〜…っ」
「こんなに、俺に媚びて…っ、淫乱なカラダ、なのです…っ」
「そんな…トントンしな…で…っ。ふ、ぁ…イっちゃう…っ」
雄メルくんのせいで何度イかされたことか。「好き」も「可愛い」も嬉しいし満たされるけれど、恥ずかしい。やっと媚薬が薄らいできたのか優しく抱きしめてくれたけれど、私は気付いてしまった。なんか腰に硬いの当たる。
END