逆先夏目
名前
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―「なんで夏目がうちにいるの!?」
「ボクと名前の仲だかラ」
トリップしたら夏目が彼氏だった…なんてことはなく。夏目は近所に住んでいる幼馴染みというやつで。付き合ってるわけじゃないらしい。うん…ただの幼馴染み女子に普通はこんなことしないよ。セクハラだよ。と、いうのも…「子猫ちゃん。エロいかっこしてるね」とか言われながら背後に立った彼に谷間に指を引っ掛けられグイッと引っ張られたからだ。そのポジションからだと生乳見えたでしょうね。私の格好はキャミソールだもんね。
「セクハラがすぎる。夏目ほんと嫌い」
確かに夏目は私の推しではあるけれど、つむぎに「殺すゾ」とか言ってたのはどうかと思ったんだよな。顔は良いけど、夏目は優しさとか甘い雰囲気とかそういうのは皆無だな。さっきから性欲向けられてんの丸わかりでお腹の奥が疼くけれど、付き合ってないのにそういう関係になるのは気が引けるし。
「夏目だったら他に女いるでしょうに」
「それはどうかナ。そういう名前は、ボクにこうされたいって顔してル」
「ひ、ゃん…っ。夏目、待…っ」
キャミソールを捲られて晒け出された膨らみに顔を埋められて、チュウと吸いつかれてそのままソファーに押し倒された。夏目やらしすぎる。乳頭は容赦なく舐め回されちゃうし、もう片方も引っ張られたり指でグリグリと押し潰されて、すごい気持ちいい。夏目の声で耳元で囁かれるのも好き。
「少し触れただけでこんなになるなんて、淫乱だネ」
「ねぇ、夏目…っ。付き合ってないのにこういうの、ダメだと思…っ」
「じゃあ、付き合えばいいんじゃなイ…?」
「うぅ……っは、ぁ……ん、ん…っ」
下に履いていたものを脱がされて、ショーツだけではなんだかソワソワとしてしまう。キャミソールもはだけているし。右の乳頭を舐められ、左胸も揉まれながら蜜壷に指を挿入されてカラダが震えた。好きな子には純愛な夏目をイメージしてたけど、全然そんなことないな。絶対ヤリ●ンだろ。そうじゃないと幼馴染みの私なんか襲ったりしないよ。訝しげな視線を彼に向けるとすかさず唇を塞がれた。ずるい。夏目ってほんとずるい。推しとの初めてのキスなのに。
「なぁに?その目。まだ足りないっていうノ?」
「ふ、ァ…っ。夏目ェ…っ、やぁ、ンン〜…っ」
指だけでイかされて、恥ずかしくてやめてほしいのに溢れるそこには彼の舌が触れて言い知れぬ感覚に目を瞑った。こんなことまでするなんて、夏目は経験値高いんだろうなぁ。「またイったノ?可愛いネ」なんて私を見つめる視線は熱っぽくて色気がある。カラダだけの関係で、決して愛なんてない筈なのに。こんなに気持ちいいなんて馬鹿みたい。
「こんなにトロトロにしちゃって…名前ってボクに触られるの好きなんだネ」
愛されている確証なんかないのに、私のそこは夏目をあっさりと受け入れてしまって。夏目の上に乗せられて、騎乗位の体位で下から突き上げられる。肌と肌が重なり合っていやらしいことをしていると自覚させられた。
「はぁ…っ。ぁん……っ。奥…突いちゃ、らめェ…っ」
「子猫ちゃんて意外と胸あるよネ」
「ひ、ァン…っ。やだァ…っ激しく、しないで…っ」
「心配しなくても全部注いであげるヨ」
やっぱり夏目の声で囁かれると私は弱いな。ガツガツめにピストンされて、離れられないように抱きしめられて濃厚なキスされながら注がれちゃったんだもんね。夏目ってほんとずるい。こんなことされて今まで通りの関係になんて戻れる筈ないのに。「じゃあね。子猫ちゃん」なんて、私の頭を優しくぽんぽんとした後、帰ろうとするし。
「ヤり逃げですか」
「なんか名前怒ってるみたいだかラ。それに、ボクのこと嫌いなんでショ?」
付き合う話はどこ行ったんだよ。と、着替えて膝を抱えて不貞腐れていたら私の心を見透かしたみたいに意地悪く笑う夏目に告げられた。「付き合ってるんだから、名前のこと好きにしていいよネ?」と。え、付き合ってんですか。告白の言葉とか「好きだよ」とか何も言われてないのに?
「カラダ目当てなの?」
「可愛い名前と愛し合いたいだけだよ」
「夏目の性格的に、愛を囁くタイプではないと分かってるけどさぁ…」
「物足りないなら、カラダで感じてもらおうかナ。ボクの愛情とやらを」
END