逆先夏目
名前
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-「夏目が煎れたお茶ってだけで怪しい」
「べつに何も入れてないヨ」
夜更けに帰宅した私は、合鍵を使って勝手に家に上がりこんでいた夏目に麦茶を手渡された。飲み会後だからうっかり飲んでしまいそうになったが…今までのことを考慮したら断固拒否するのが正しいだろう。夏目には媚薬を盛られたり、この前は“本音しか言えなくなる薬”を飲まされたし。弱みを握っているみたいにその時のことをネタにされてしまって悔しい。例の薬を飲まされた時に私が「夏目くん大好き」とデレたらしいのだ。
「ボクのことが大好きな名前はこうされたら嬉しい筈だよネ」
腰を抱かれて開いた胸元に顔を埋められた。年下彼氏に甘えられると私は弱い。舌を絡めた淫らなキスされたり、身体に触られてお腹の奥がキュンとしてしまうから。ピタッとした生地のワンピースを脱がされて、「こんなやらしい服装で他の男と飲んできたなんて許さないよ」と下着姿をじっと見つめられて彼の情欲が顔を出した。
「どうせ、カラダ…目当て、なんでしょ…っ」
「そうだったら、どうする…?」
「あ…ンゥ…っ。それ、やだ…ァっ」
ヤリ目的なんじゃないか。後腐れもなくて丁度いい相手なだけで、愛なんてないのかもしれない。という疑念を否定してほしかった。それなのに、否定どころか肯定のような返答をされた。離してほしい。別れてしまいたい…そう思うのに、拒むことが出来ずに身体を暴かれていく。乱暴に揉みしだかれて、指の間に乳頭を挟まれたまま舌先で執拗に舐められてジュウっと吸われて下腹部が切なく疼いてしまう。
「やァ、ンン…っ。指、入れないでぇ…っ」
右胸を口で愛撫されながら、蜜壷に指を挿入されて激しく出し入れされる。それだけで絶頂を迎えてしまって涙が溢れてくる。愛のないセックスかもしれないのに、こんなに気持ちいいなんて馬鹿みたい。沈められた男根に、彼との身体の相性の良さを感じてしまって余計惨めになる。気持ちいいのって私だけなのかなぁ。とか不安になって正常位のまま見上げる体勢で夏目くんを見つめると艶っぽい表情で腰を打ち付けている。私の視線に気付くとクスっと笑って「まだ足りないノ?」なんて。
「ん…っ。はァ…っ。もう、激し…〜っ」
「奥まで注いであげる。受け止めてよ子猫ちゃん」
-「ねぇ。夏目くんってほんとに私のこと好きで付き合ってる?」
「これだけ愛し合ってもわからないって言うノ?」
「私以外の女の子も子猫ちゃん呼びしてるじゃん。それから…私とのセックスで満足できてる?」
夏目くんは情欲を滲ませた瞳で「名前のせいで収まらないんだから、責任取ってよネ」と硬くなったそれを私の太腿にグリグリと押し当ててきた。それと同時に胸を掴まれて舌先で掠めるように先端を舐められちゃうし、夏目くんはエッチすぎるな。
「はァ…っ。やめてよォ…っ。夏目く…〜っ」
「ボクを満足させてみなヨ」
END