青葉つむぎ
名前
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
―名前の恋人青葉つむぎは押しが弱く、付き合ってからも彼女が積極的なので、ほぼ襲う形で身体の関係を持ったことはある。しかし、キスだって数える程度しかしていなければ、つむぎから男の欲を向けられるようなことが全然ないのだ。そんな、繊細な乙女心を募らせる彼女に手を差し伸べた人物がいる。―「あんなセンパイのどこがいいのかさっぱり理解出来ないんだけド。名前ねぇさんの頼みなら仕方ないナ」と、不本意そうにしながらも彼女に目的の物を手渡したのはつむぎと同じユニットの逆先夏目である。
「ボクに媚薬を作ってくれだなんて…センパイじゃ満足出来てないんでショ?」
「いいの。これでも相思相愛なんだから」
夏目に言われた言葉は否定出来ない部分でもあった。年頃の男子なのだから、もっと貪欲に求めてくれてもいいのでは?と不満を感じていたからこそ、夏目にこんな事を依頼したわけだ。何の疑いもなく、媚薬入りの紅茶を口にするつむぎを見て、内心ワクワクとしている彼女の思惑など知らず、彼は名前の手作りクッキーを頬張っている。異変が起きたのは、紅茶を殆ど飲み干してしまったタイミングだった。異常に暑くなり、服を脱いでしまいたい衝動に駆られる。それと同時にムラムラとした性的欲求まで顔を出し始めて、つむぎは自らの身の変化に戸惑っていた。「つむぎ、何だか苦しそう…。ベッドに横になろうか」と名前に誘導されるがままに、彼女のベッドへと座る。ぴっとりと寄り添われ、ついに彼の理性が崩れてしまった。
「名前。俺…何だか我慢出来なくて…っ」
「我慢なんかしなくていいから。好きにして」
そう言いながら、着ていた服を脱いでしまう彼女に、普段の彼なら困惑していただろうし、止めていただろう。しかし、今は飢えた獣のように彼女の肌に触れている。口付けを交わすこともなく、下着を剥ぎ取られ、白い双丘の先端に吸いつかれる。やわやわと胸を揉まれながら、荒々しく口付けをされる。こんなつむぎは初めてだった。恐るべし媚薬の効果。ありがとう夏目くん。そんな事をぼんやりと考えていれば、どんどんいやらしさが増していく。指先で愛撫され、脚をもじもじとさせる彼女の様子に気付いたつむぎは敏感になった頂を、きゅっと摘まむ。やがて、蕩けきったそこが顕にされて。限界にきていたのか、大きくなった彼の男根が切羽詰まったように収められ、それだけで最初の絶頂を向かえてしまい、そこからはいつもの彼からは想像もつかない程に熱い情事が繰り広げられていく。
「やだァ…っ。つむ、ぎ…っ」
「何か、盛った…でしょ?」
「ふ、ァ…っ。媚薬、盛って…ごめん、なさ…ァっ」
ガツガツと腰を打ち付けられ、謝る暇すら与えられず。胸を弄ると一際感度が良くなる彼女の反応、潤んだ視線…どちらもつむぎの情欲を煽るものでしかなかった。この日、絶倫と化した彼に抱かれて気を失ってしまった彼女は、いつもの奥手な彼が恋しくなってしまったとかなんとか…。―「媚薬の出どころ、夏目くんですね?」―「センパイが不甲斐ないなら、ボクが相手するヨ。なんて言われちゃったよ」
END