2wink
名前
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-朝起きて、あんスタログインしようとした時からおかしいと思ってた。ホーム画面にあんスタのアプリがない。ストアで検索しても出てこない。毎朝のルーティン(マイルームのゆうたくんの声を聞くこと)が…。そうこうしているとお腹が鳴った。一旦アプリのことは置いておいて、朝食の支度をしていた時だ。チョコクロワッサンを皿に盛り付けて、手を洗っていた私を背後から抱き竦めた人物がいる。この家には私しか住んでいないし、残念ながら私に恋人はいない。だからすごく焦った。
「名前さん?どうかしたんですか?」
「え…っ。ゆうたくん!?本物?嘘でしょ!?」
推しに抱きしめられているなんて信じられない。彼はゲームのキャラで、2winkの葵ゆうたくんだ。まだ夢の中にいるのだろうか。と、目を擦ったり頬を引っ張ったり古典的なことをしてみたけれど、どうも感覚がリアルすぎる。例え夢でもいいから、この幸せを噛み締めようと決めた。私は2winkPであり、双子を愛しすぎているので彼らの境遇を思うと胸が痛む。ショタ双子絶対可愛いのに…。ゆうたくんはこんな、状況を呑み込めていない私の態度に不満げである。「俺は名前さんに会いたくて仕方なかったのに、名前さんはそうじゃないんですか?」と言われたし、「ゆうたくん、私の彼氏なの!?」と荒唐無稽すぎて確認したところ、「まだ寝惚けてるんですか?」と怒られた。
「だってぇ…私なんかが可愛いゆうたくんとお付き合いしてていいのかと思って」
「いいんですよ」
可愛いって褒められるの嬉しくないって言われてしまった。男の子だもんね。でも、私の歳からすると年下の子は可愛いんだもん。しかも相手がゆうたくんだなんて。うんうん、ここはあんスタの世界で、私はトリップしたんだろうな。じわじわと状況を把握して何とも言い難い感情になっていたけれど、とりあえずゆうたくんと一緒に朝食を食べた。朝のニュース番組はいつもと変わらないのに、何だか変な感じだ。トリップしたことを素直に喜べないし。さて、何となく見つめていたテレビのコマーシャルに現れたのがなんとEdenの日和くんだった。女性向けの香水のCMで、思わず視線を奪われた。黙っていたらかっこいいことがよーくわかった。
「他のアイドルに目移りするの禁止です」
「私はゆうたくん一筋なんだから大丈夫だよ」
ここで色々判明したことがある。私はコズプロの事務員であり、告白したのはゆうたくんの方からだったらしい。てっきり私が強引に迫ったのだとばかり思っていたから驚いた。ゆうたくんが私のこと好きになってくれたとか夢みたいで全然現実味がなかったんだけど、こんなことされたら受け入れざるを得ないな。只今、ソファーの上で私の腰を抱いたゆうたくんが胸に甘えてきて、エッチな気分になってきた。スリスリと甘えてくるゆうたくん可愛すぎる。でも、垣間見えるギラギラとした視線は男の子のそれだ。自然な流れで押し倒されちゃったし、間近に迫ったゆうたくんかっこいいし、幸せすぎる。
「俺、名前さんとしたいです」
「いいよ」
「いつも「ピュアなゆうたくんを汚せない」って、キス以上のことさせてくれなかったのに、いいんですか?」だって。いつもの私が言う事も一理ある。可愛い推しのこと汚したくない汚せないって思うもん。でも、ゆうたくんはやりたそうだし、彼の方からキスされたし、もうそういう気分だから止まれない。「名前さんが思ってるよりも俺はピュアじゃないですよ」と耳元で囁かれて、ベビードールの胸元のリボンを解かれてしまって膨らみがあらわにされた。
「名前さんてすごくエッチですよね」
「ふ、ァ…っ。ゆうたく…っ、やぁ、ンン〜…っ」
可愛いゆうたくんを誑かしているみたいで背徳感がすごい。けれど、彼もヤりたい盛りの10代の男の子なんだな。っていうのがわかって興奮してきた。ちゅう、と赤子のように乳頭に吸いつかれて、やがて手で揉みしだかれて。舌先で愛撫されて身体が震えて口からはしたない声が漏れる。「ずっとこういうことがしたかったんですよ」なんて、色っぽく囁かれて唇が重なって思わず無言になった。私は画面越しに見る可愛いゆうたくんしか知らなかったんだな。とちょっとショックを受けた。
「ひゃ…やだぁ…っ」
ゆうたくんに背中を預ける体勢で、包まれているみたいでドキドキしていたのに、彼の左手は執拗に両胸の乳頭を愛撫してくるしもう片方の指は蜜壷を掻き回すように出し入れするし卑猥な音が部屋に響く。
「こんなに塗れ濡れで、感じてるんですね」
「ゆうたくん。エッチすぎるよ…っ」
この体勢でも腕の下から顔を近付けて吸われちゃうし、ゆうたくんはおっぱい好きなんだな。可愛い可愛いゆうたくんがこんなにエッチなことをしてくるなんてショックな反面、私の身体に欲情してもらえて嬉しいなんて思ったりする。ゆうたくん初めて(多分)なのにすごい積極的だな。歳上のおねーさんとしてはもっと余裕を持ちたいところだけど、生憎私はそんなに男性経験豊富じゃない。だから、この体位も見様見真似なんだよね。
「あーあ。可愛い顔してこんなに大きくしちゃって…エッチだねぇ」
「名前さ…っ。これって騎乗…っ!?」
「ゆうたくんは私に乗られて興奮するんでしょ?」
肩に手を置き男根を固定して、そこに腰を落とす。腰を動かしたり上下に動くとゆうたくんの口から色っぽい声が聞こえてきた。気持ちよくなってるなら嬉しいけど。戸惑ってるゆうたくんはやっぱり童貞なんだな。と安心した。
「は、ぁ…っ。名前さん、それは…っ」
「あ。またおっきく…っ」
「そんな、揺らして…っ。やらしいんですよ」
「ひゃ…っン…っ。ゆうたく…やめ…っ」
-「ゆうたくんは私のおっぱいが好きなんだな」
「なんでそういうこと言うんですか」
「ごめん。いじめたくなっちゃった」
END