InsteadLost

「そろそろだ、総てが動き出す。」
無限の闇の中、どろりと響く一つの声。
「……。」

静寂と気味の悪さだけが支配する空間では、何の意図も感じる事が叶わない。

「一つ、聞きたい。」
「?」
「私は間違ってなどいないよな?だって、」



「私達は、友達なんだから。」
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