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神となりし者

ゼロとスサノオは宇宙警備隊本部に向かいながら歩いていた
するとスナノオは何かを考えふいにゼロに話す

「なぁゼロ」
「なんだ?」
「あんた兄弟とかいいなぁて思ったりするか?」
「兄弟?まぁ親父たちみたいな兄弟がいたら色々面白そうだけど…」
「?」
「俺あんまりわかんねぇや」
「そうか?」
「いや、だってよぉこの年になるまで親父がいるなんて知らなかったし、家族なんて今まで考えたことないし」
「あ~…」
スナノオは知ってる、ノアに聞かされたから
ゼロが物心ついたときには両親はいない
いや、正確には知らされていない
あのセブンに息子がいるなんて知ったら間違いなく敵宇宙人が利用するから
そうならないっためにはゼロが息子であることを隠す
その方法しかなかった
母は、ゼロが生まれて暫くして別の惑星で……死んでしまった

「ゼロは親を恨んだことあるか?」
「まぁ……あったな、でも今は全然!親父が何で今まで名乗んなかった理由を聞いたし、今はいっぱい愛してもらってるから」
「そっか!!」
そんな会話をしてるうちに宇宙警備隊本部がもう目の前まで来てた

「お、ようやくだ」
するとゼロが急に苦しみだした

「うぐっ…あがっ!!」
「!?ゼロどうした!!」
スサノオは急いでゼロに駆け寄り問いかける

「頭が…イテェ……グッ……」
ゼロは前に倒れてしまい、意識を手放した

ー神ノ愛シ子ハドコダ…-
ーアァ、ソコニイタノカー
ーモウスグデ迎エニイクゾー
ー神ノ愛シ子…ソシテ…闇ノ魂ヨー

「っ!!!」
ゼロは目を覚まし今どこにいるのかを確認した
真っ白い部屋、窓があり、自分はベットの上
メディカルルームだろうか?

「あ!ゼロ起きたか!!」
「スサノオ?俺は…」
「急に倒れたんたぜ?仕方がないからここまで運んだんだ!お前の親父さんたちにはサインをおくっといた、もうじきk」
「ゼロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」
「うお!?親父!!?」
ウルトラセブンが勢いよくドアを開けた
ドアの目の前にいたスサノオは壁とドアに挟まれた
スサノオ…南無…

いや、俺死んでねーぞ!!

「ゼロ、どこか痛くないか?具合は?」
「あー!大丈夫だ、大丈夫だ!!」
セブンがゼロに抱き着いてそのセブンを必死で離そうとして赤面しているゼロ
うん、ゼロかわいい
スサノオは心から思った

しかしー…
ゼロが倒れた瞬間闇の気配が一瞬感じたような気がする…
注意しなければ
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