第1章 忍び寄る影 前編
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2021年5月15日 AM8:00 東京都港区…
???「亜貴〜おはよ〜」
亜貴『おや、もう起きたのですか? せっかくのオフなんですし、まだ寝ててもいいんですよ?』
???「だって目が覚めたら亜貴いないんだもん…何してるの~?」
朝日が照らす港区のタワーマンションの一室……広めのリビングでノートパソコンを開いている亜貴に、起きたてホヤホヤ女性が声をかけ、亜貴の横に座る。
亜貴『僕は少しメールを確認と打ち合わせをしたいことがあったので。なんなら二度寝するのもありかなと思ってましたので、先に戻っててくれれば、僕もすぐに向かいますよ』
???「え〜? じゃあ待ってるから早く来てね?////」
女性が嬉しそうに微笑む……彼女は白石聖。声優・女優として活躍する女性で、夢主達と他のヒロイン達とは学生時代からの付き合い。物語のヒロインの1人。
亜貴『えぇ…すぐに行きますよ♬』
女性はほわほわとした雰囲気を放ちながら寝室に戻っていった。
亜貴『…フフw』
どこか微笑ましそうに女性を見送ると、亜貴は再びノートパソコンに目を移す。ノートパソコンの画面にはいくつかのデータファイルが開かれていた。さらに画面通話モードになっており、画面の先には40~50代と思われる男性が映っていた。
亜貴『失礼しました。それで、過激派としてマークされてる人間を一斉検挙をすると…』
???〈あぁ。今の所俺達の動きには気付いていないようだが、相手は特捜班。油断すればすぐに喰われる。気を付けろ〉
亜貴『…なるほど。解りました。用心しましょう』
ヴヴ~……ヴヴ~……
亜貴『…?』
亜貴のスマホに着信が来る。
???〈…どうした?〉
亜貴『…本部からです。失礼』
???〈あぁ〉
亜貴が画面をスライドして電話に出る。
亜貴『もしもし……はい…えぇ……これからですか? これから二度寝しようと思ったのですが……はい……は~~~~~…解りましたよ。えぇ。では…』
???〈?〉
深~いため息をつく亜貴が通話を切る。
???〈…どうした?〉
亜貴『…なにやら緊急事態のようで…ただ、「外務大臣より緊急招集通達が出ています」といった趣旨のことしか…なんですかねこのタイミングでこの緊急性とは…』
???〈…まさか計画が漏れたワケじゃないだろうな?〉
亜貴『まさかw 我々の計画については絶対に他人に洩れることはありません。話をする時は必ず盗聴の有無や張り込みには常に気を付けています。身近な人間にも話していませんから、安心して頂いて大丈夫です』
???〈…それならいいが…くれぐれも油断するなよ? もしこの計画が気付かれれば、我々は終わりだ〉
亜貴『えぇ。勿論です。それではまた…』
???〈あぁ〉
亜貴が画面通話を切る。
亜貴『…(さて…準備をしますか。せっかく二度寝をするつもりだったのに…聖に謝らなければ)』
亜貴は自身を待つ聖が眠る寝室に向かった。
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