序章
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PM6:08 東京都港区某所…
ヴゥウウン…キキッ
零が運転するHARRIERが港区に立つとあるタワーマンションの前に付く。
零『…』
零は車を道路脇に停車させ、スマホを取り出して誰かにRHINEを送る。
零『…』
暫くすると、マンションのエントランスの自動ドアが開き、可愛らしいワンピースを着た女性とドレスを着た女性が歩いてくる。
???「零~♬」
マンションのエントランスから手を振りながら歩いてくるドレス姿の女性……江口 愛美(えぐち あみ)。元人気アイドルグループのセンターとして活躍し、現在は複数のメジャーアイドルグループを有する芸能事務所の敏腕マネージャーとして活躍する女性。零とは幼馴染で物語のヒロインの1人である。
零『お、愛美。お待たせ~うぉおっと?!』
愛美駆け寄ってきて零に抱きついた。
愛美「お腹減った~~!!」
零『悪い悪いw そんじゃ店どうすっか。何系にする?』
愛美「焼肉!!」
零『先週も肉じゃなかった?』
愛美「お肉だけどジビエじゃん。今日は王道のガッツリ食べ放題の方♬」
零『デブ活ですかw』
愛美「ちょっと~ッ 女子にデブ活とか……あ、私太んないんだった」
零『キレそ~』
馬鹿話をしながら2人は車に乗り込む。愛美は助手席に座る。
愛美「まぁ零は太った分ノエルのジムに行って汗流せばいいし♬」
零『…焼肉で摂取したカロリーなんて宗谷とスパーリングでもしねぇと消費できねぇよ…』
愛美「まぁまぁw とりあえず太ってから考えようよ♬ 私は太らないけども♬」
零『こうやって人は殺意を抱くんだな~…故意によらない殺人に発展しそうw』
零はポケットからスマホを取り出す。
零『ちょっといい肉の“牛国”か食い放題の“スタミナ次郎”…どっちがいい?』
愛美「がっつり食べたいからスタミナ次郎!!」
零『了解~。じゃあ次郎にすっか♬』
電話帳にあるスタミナ次郎のページを開き、電話ボタンをタッチする零。
零《……あ、もしもし。10分後に2人なんですけど席空いてます?…はい………はいはい。空いてます? じゃあ10分後に2人で。はい。はい。お願いしま~す》
愛美「…予約したの?」
零『一応な。行って待つのダルいじゃん?』
愛美「確かに♬」
零『よし、じゃあ出発すっか!!』
愛美「お~!!」
ヴゥウウウンッ
零はアクセルを踏んでいき、車をゆっくり発車させる。
愛美「元取ってやるぞ~♬」
零『儲けてる社長の台詞じゃねぇw』
愛美「いくら儲けてても元は取らないと損でしょ?♬ それに零が食べきれなくても私がその分食べてあげるから♬」
零『愛美が言うと説得力と信頼性がハンパねぇw』
店泣かせなことをノリノリで言う怪獣を乗せたHARRIERが、焼き肉屋“スタミナ次郎”に向けて襲い掛か……向かって行った。
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