序章
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3人を乗せたコブラⅡが千代田区に入る。千代田区には、SAFの本部が入居する大手町合同庁舎3号館があった。
亜貴『…あ、そういえば田丸さんから依頼が来てましたよ? 取引先との会合場を覗き見に来る客がいるから排除してほしいと…』
零『いつ~?』
亜貴『明後日の日付が替わる頃に、いつもの教会で』
宗谷『…午前中は玖玲亜の、午後は保乃の大会で1日中出ずっぱだ。さっさ終わらせて寝る。じゃないと翌日は寝ずの出勤になる』
零『俺もノエルの家に泊まる約束してるから、さっさとおわらせて帰るぞ!!…というか休暇を出せばいいのでは?』
宗谷『それだ』
亜貴『馬鹿正直に申請理由に『デート』とか書かないで下さいよ?』
零『書くわけないだろ…』
宗谷『え!?』
零『え?!』
アウトランダーのフロントガラスから合同庁舎が見えてくる。
亜貴『では、田丸さんに連絡しますね』
零『…そういや稲見のヤツ、彼女さんと同棲始めたの聞いた?』
宗谷『…やんわりとそんな雰囲気を出してはいたが、はっきりと聞いてはいない。いつからだ?』
零『聞いたのは先週。そん時は同棲を始めてもう1年以上は経ってるらしいぜ?』
亜貴『おやおやいつの間に…まぁ公安の人間が交際するというのは、自分にとっても相手にとっても一定のリスクと弊害があります。気軽に他人に明かせないでしょうね』
宗谷『…お前にだから話したんだろうな。多分特捜班の連中にも言ってないだろう』
零『どうだろうな…特捜班の連中も案外勘が良いから、案外気付いてるかもだぜ?』
宗谷『…めでたくゴールインすればいいがな…』
宗谷は再びリクライニングシートに深く座り、目を閉じる。
亜貴『同感です♬』
亜貴もノートPCの作業に戻る。
零『だな~』
コブラⅡが合同庁舎の敷地の前に到着し、通りから敷地に入り、地下駐車場への入り口に向かう。そして庁舎の地下に続く下り坂を降りていった。
PM7:20 東京都内某所…
???「侵入したのは映像で見える3人のみです。情報屋によると、通常のSUVに乗って来たと。制圧まで2分しかかかっていません」
???「…見た感じSATではありませんね…ただあまりに早過ぎる」
都内某所のマンションの一室で、スーツ姿の2人が椅子に座り、テーブルの上に置かれたノートPCに映る映像を観ていた。
???「情報屋も警察の人間には見えなかったと…」
???「ふむ…」
片方の男が考え込む。
???「いずれにしても、」
???「…去年、外務省に対テロ部隊が出来たのを覚えてますか?」
???「えぇ……まさか…ッ」
???「外務省としては今回の事態は絶好の宣伝になります」
???「…存在意義を示す為に投入した…と?」
???「あくまでまだ推測です。情報を集める必要はありますが、充分可能性はあります」
???「…もし仮にそうだとしたら、少々厄介では…」
???「…」
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