〜追憶〜 架け橋
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PM6:08 零宅
愛美「海外出張? 凄いじゃん」
零『けどそのせいでデートできなくなったんだよ~。マジゴメン』
愛美「別に大丈夫だよ~。日程ズラせばいいんでしょ? 」
零『イケそ?』
愛美「平気平気♬」
零『助かる~』
仕事終わりに零宅を訪れていた愛美とデート日の変更を相談していた零。彼女が期限を損なわぬよう、土産に甘いものを買ってきたのだが、杞憂だったようで想いの外あっさりと受け入れてくれた。
愛美「というか、海外ってどこいくの?」
零『南米。南アメリカ』
愛美「南米!?」
零『おん。ベネズエラってとこ。カカオ豆とかの産地なんだとさ。なんか日本企業が出展するおもちゃのイベントがあるから、その警備だってさ』
愛美「へ~…イベントの警備の為に外務省の人達が行くんだ…」
零『あの国も治安が良いワケじゃないからなぁ…』
愛美「ふ~ん…気を付けて行ってきてよ?」
零『お~』
ひかる宅…
ひかる「え!? やっぱり宗谷達が来てくれるの!?」
宗谷『らしいな…俺も驚いた。よもやひかるが出張するイベントの護衛で派遣されるとは……おかげでアイツらのヘイトが集中したがな…』
ひかるが暮らすマンションの一室を訪れていた宗谷。2人はベッドの中で身体を重ねていた。
ひかる「…じゃあ向こうでも一緒にいられるね////」
宗谷『俺がひかるの会社のSPに配置されれば……一応橋場に圧は掛けといたが、アイツもそんなものに動じる人間じゃないから、あとは運任せだ』
ひかる「もし担当が別になっても、夜は時間あるんでしょ?」
宗谷『…あるけど勝手にホテルは抜け出せんぞ?』
ひかる「私が行けば問題ないでしょ?」
宗谷『まぁ…それはそうだが…あんまり見られるなよ?』
ひかる「大丈夫大丈夫♬」
宗谷『…不安…』
ひかる「平気だって♬ ねぇ////…それより、もっとしようよ////」
同時刻 聖宅
聖「それじゃあデートは来週の金曜日に変更ね?」
亜貴『えぇ。急に申し訳ありません』
聖「ん~ん。大丈夫。楽しみにしてる時間が増えたんだもん♬」
パートナーの聖の自宅で共に食事をする亜貴がスケジュールの変更を相談していた。
亜貴『…貴女は本当に素敵な人間性の持主ですね…』
聖「えぇ? 急になに?w」
亜貴『いえいえ、改めてそう思っただけです』
聖「変なのw……それはそうと、南アメリカのどこに行くの?」
亜貴『ベネズエラという国です。世界第2位の石油産出国です。日本も石油やカカオなどを輸入しています』
聖「あ~。確かに南米ってカカオのイメージあるかも」
亜貴『まぁ今回の仕事は石油やカカオとは無関係ですがね。日本企業がイベントを主催するらしいので、その警備です』
聖「あ、そゆこと」
亜貴『えぇ。ですからお土産は期待しないでください』
聖「了解w」
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