第1章 忍び寄る影 前編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
学「それでは担当地区の振り分けを発表する。
北海道は海を隔てて最も近くロシアと接する。中でも稚内市は樺太、羅臼町・標津町・中標津町・別海町は国後島、根室市は歯舞群島に近い。工作員が連れ去るとしたら距離的にこの辺りである可能性が高かった。
学「チーム白石、亜貴班、特捜班は中標津町だ。以上ッ」
橋場「各自明日の準備を整えろ。解散ッ」
各々、チームとなった者達が挨拶がてら打ち合わせの為に会議室を出て行く。
???「まさかお前らと組むとはな」
会議が終わった直後、5人組が夢主達に話しかけてきた。
亜貴『こうも顔見知りが揃うとは…何か作為的なものを感じますね』
零『まぁ見知ったヤツと組んだ方が動きやすいからいいんじゃね?♬』
???「同感」
宗谷『さっさとロシアの工作員を“皆殺し”にして帰るぞ。こちらにも予定がある』
???「お~い。目的は被害者の救出で犯人殺しじゃないぞ~?」
???「相変わらず、ロシア人が絡むと後先考えないんだから…」
夢主達と親しげに話す5人組。
祁雫「(こやつら…何者だ? 雰囲気が普通ではないぞ)」
光・みくる「…」
警察の中でもどこか異質な雰囲気を醸し出す5人を見つめる光達。
亜貴『…宗谷のリールは大山に任せるとしましょうか』
???「なんで私がッ」
宗谷『…今リールとぬかしたか?』
亜貴『保護者の貴女が“飼い主”になってくれれば安心です』
???「誰が保護者よ…」
宗谷『俺を犬扱いとは良い度胸だな貴様…』
???「相変わらず仲良いねぇ2人はw」
???「…」
夢主達と同い年くらいの若い女性が、仲間と思われる眼鏡をかけた40代くらいの男性を睨む……彼女は大山玲。東京警視庁公安部・公安機動捜査隊特捜班の紅一点。元ハッカーでサイバー部門を担うが、高いCQB能力も持つ。夢主達とは中学時代の同級生だった。
???「おぉっとw 冗談だよ冗談w」
揶揄う様に笑う眼鏡をかけた男性……樫井勇輔。元・機動隊爆発物処理班の特捜班メンバー。抜群の嗅覚を持ち、匂いが色分けされて見える「共感覚」の持ち主。特に爆薬に対する嗅覚は文字通り“犬並み”。軽口屋だが非常に人間味の溢れた男だ。
???「怒るな怒るなw 仲良いことはいいことだぞ?」
玲を揶揄う口ひげを生やした5人組の中では若めの男……稲見朗。公安機動捜査隊特捜班のエースの1人で、元陸上自衛隊第1空挺師団所属の自衛官。高い身体能力とCQB能力を持ち、周囲の予測を上回る発想力と行動力で犯人を追い詰める。
???「あんまりはしゃぐなよ~? 若者達~」
眼鏡をかけた中年の男性が笑う。彼は吉永三成。警視庁公安部公安機動捜査隊特捜班の班長で、元警視庁捜査一課刑事。取り調べの名手で、表情や心拍から相手の心理を読み取る。特捜班の親分的存在だ。
???「…進藤」
無表情ながら優しい声で亜貴に話しかける男性……彼は田丸三郎。公安部外事課の出身で、感情型でアクロバティックな行動力と戦闘力を持つ稲見とは正反対に、冷静沈着・正確無比の捜査力と戦闘力の持ち主。特捜班のエースの1人。
彼らが警視総監である鍛冶直下の警視庁最高の捜査力を持つ公安部公安機動捜査隊特捜班である。
.